「神戸ニニンガ日誌」(第2,803号)
○ゴルバチョフが亡くなった。冷戦を終結させノーベル賞受賞。
○中学のとき、モスクワ五輪のポスターを描いた。その後ソ連のアフガニスタン侵攻で参加ボイコット。
○85年に書記長に就任したゴルビー政権は、86年のチェルノブイリ事故の隠蔽を図る。当初はそんな政治家だった。
○その後グラスノスチ(開放)やペレストロイカ(再構築)政策をとり、冷戦も終わらせた。
○90年にノーベル賞を獲るが、国内では当時から人気も評価もないという。当時のルーブル価は下落し、各地で民族紛争が多発した。ウクライナとの対立もこのときに遡ることができる。
○世界平和を見て民主と平和をリベラルな考えで貫いた結果、国内が貧しくなったゴルビーの国内評価は低い。軍事で自国の拡大を図るプーチンが評価されているのとは対照的だ。
○ロシア国民がゴルバチョフの思考と哲学を再評価することはこの先もないのだろうか。
ⓜⓐⓓⓐⓘⓜⓐⓓⓐ まだいまだ。