「神戸ニニンガ日誌」(第2,722号)
○映画「親愛なる同志たちへ」を観た。1962年、露のノヴォチェルカッスクで起きた労働ストを軍が制圧、多数の死傷者を出した。事件は30年間無かった事にされていた。
○84歳のコンチャロフスキーは史実を映画化。党員で市政委員会のリューダは、暴動では全員逮捕すべきだと主張した。
○母であるリューダの娘はストに参加するという。暴動の寸前、リューダは裏から逃げたところで銃声を聞く。
○軍はKGBがやったと主張。リューダは喧騒の中、娘を探す。周囲の者は、フルシチョフを批判し「レーニンやスターリンの時代はよかった」という。
○これは冷戦下のソヴィエトのことだが、2019年に撮影した監督はこの国の本質を見抜いていた。
○朝日新聞俳壇で「四月馬鹿みんなイワンのばかとなれ」(額田浩文)を長谷川櫂と高山れおなが選んだ。
○私が黒衣の句会でも「春の空黄金の地に風吹くな」(漠宇)が敢闘賞を得た。
○ロシアが改めて自国民にも銃を向けることのないことを祈る。
まだいまだ。