「神戸ニニンガ日誌」(第2,658号)
○2009年5月、当欄は朝原宣治さんに会う話で始まっている。以来好き勝手に書いた。リリースが巧くなりたく、原稿用紙1枚分の四百字という制限を設置。事情で2016年6月迄分は読めない。
○惹句には「何の役にも立たないが、特段面白いわけでもない。大した気概もなければ強烈な毒もなし。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う」と書き、「精緻で巧いわけでもなく無論洒脱でもない。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、かと云って平凡でも非凡でもなく、際限なく凡庸である」とした。
○あまつさえ「あくまでも罵詈雑言誹謗中傷悪口が副作用的であり、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となることを保証する。要は有閑男が白昼夢で口走る戯言寝言放談放屁」と定義。
○要はかなり無責任な天声人語であった。書く方も書く方だが読む方も相当な苦労が要ったと思う。年内はこれが最終となる。佳いお年を。
まだいまだ。