「神戸ニニンガ日誌」(第2,598号)
○「映え」だという。「ばえ」と読む。これまでは「見映えするね~」などで使っていた。というか、それ以外で「バエ」は使ったことがない。
○そうこうする内に、今や若者の間では「インスタ映え」から「インスタ離れ」になってきているという。ははは、ワシらの時代か?空しい。
○で、アイホンアプリ「Dispo」が登場した。使い捨てカメラの感覚を楽しむ。撮影モードは正に「写ルンです」仕様だ。
○一番の特徴は、撮った写真はすぐに見ることが出来ないこと。翌朝の9時にならないと見られない。「現像時間」が要るのである。
○写真の保存場所も「ロール」というカメラフィルム状の場所にアーカイブする。そういうことをするのが若者の間で流行っておるというのだ。
○1958年の映画「ハエ男の恐怖」に倣えば俺は「バエ男」だ。「映え」が気になったらすでに終わっていた。恐怖。
○使い捨てカメラの感覚を楽しむのであれば使い捨てカメラ使えやっ!と、「バエ男」は前脚をこすりながら思う。
まだいまだ。