「神戸ニニンガ日誌」(第2,450号)
○齢(ヨワイ)六十になり、名実共に自他共にどっからどうみても誰がなんと言っても「親父」或いは「ジジイ」の域に入った。
○「オヤジジイ領域」から世間を見る。令和2年師走直前の庶民考現学だ。
○トイレは必要だ。人間にとって排泄は大切だ。駅便所には令和2年のオッサンの縮図があった。
○早朝は個室が埋まっていることが多く、更に人が並んだりする。冷えるからな。
○ドアの構造的に空いているかどうかが少し分かりにくい。オヤジジイにはノックをする習慣も知識も経験もない。「空き」なのに延々待ってたり「使用中」なのにドンと突き当たる。
○個室から出てきたオヤジジイが手も洗わずに退室する。小用のオヤジジイの2割は手を洗わない。コロナ禍で常識となった衛生習慣はここでは全く通用しない。
○手を洗わない理由はハンケチを持っていないからではないか。コロナ禍でハンドドライヤーが使えない事も拍車をかけている。
○ハンカチと鼻紙を持つことは幼稚園で習った筈だが、と思う親父(俺)は、三宮「天一軒」でオジヤを喰って寝る。
まだいまだ。