「神戸ニニンガ日誌」(第2,352号)
○ついこの間まで、近所の商店街の八百屋ではザルを天井からパンツのゴムで吊って、そこに小銭を放り込んで営業していた。ものすごく合理的だ。
○ユルい会計を「どんぶり勘定」という。アレは丼だと思っていたが、本当はあの丼ではないらしい。
○ウイルス禍で非接触が良いというので、キャッシュレス化が勧められている。クレジットだけでなく、アダモちゃんのような「何とかペイ!」とか、イコカとかピタパとかでも支払える。
○私は現金で支払いたい。自分が買った代金をそのお店に払う。キャッシュレスであれば、どこの馬の骨かも分からない数字で支払われるのだ。
○そんなこと言って、どこかの時代にどこかの国で馬の骨が貨幣として使われていた可能性がゼロではないので、前言は撤回する。
○兎に角、キャッシュレスは「時差購買制」であり、それに慣れるということは時差ボケに慣れていく、ということなのではないか。
○俺が屋台をするときは小銭はザルに入れると思う。札はポケットに仕舞う。これだから小市民なんだてか、屈ッ。
まだいまだ。