神戸ニニンガ日誌(第2,198号)
○阪神百貨店の古本市で「数学大明神」を買った。森毅と安野光雅の対談集。
○0の章から10の章までの算数譚が随所に迸る。0の章で二進法の話題になる。驚いたのは、二進法に変えても数の表現は3倍にしかならないこと。で、二人で二進法の表現方法を考える。○と●とか、櫛型の鍵状のものを嵌める、とか。
○森センセは二次元にするといい、と言う。碁盤の目を塗っていく。4×4で6万通り、5×5で3千万通り以上の識別ができる。
○安野光雅が「これは天地を決めておかねば」という。ここでハタと目が覚めた。
○QRコードが世に出たのは1994年。関係者が1982年の「数学大明神」を読んでおればもっと早くに発明されていたかも知れぬ。
○私はゲーム機「バーコードバトラー」を持っていた。バーコードを溜めておき、相手と対戦する根暗用ゲーム。
○バーコードを切り抜いて持ち歩くというデジアナ具合が楽しかった。QRでバトルするともんのすごい闘いになるのだろうか。
まだいまだ。