食育は最も大事人として@食べ物のこと最も大事 | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

神戸ニニンガ日誌(第1,996号)

○「食育」という言葉は「里山」同様、一昔前の辞書には載っていないが、今は載っている。食育実践提唱者の坂本廣子先生が亡くなった。

 

○2003年、阪神・青木駅前のキッチンスタジオを訪ねた。幼稚園等への訪問食育料理教室に震災10年の復興事業として参加いただいた。

 

○90年の「坂本廣子の台所育児」の副題は「一歳から包丁を」。相当インパクトがあった。

 

○原点は子供ができた時に「地球の果てでもひとり遊びのできる子に」したいと思ったこと。そして家が狭いので「食」と「育児」を同時にせざるを得なかったこと。

 

○東日本大震災発生直後に連絡した。一週間後には先生を取材し、ネット上に「被災時の生活で心がけておきたいこと」をアップした。

 

○さまざまな知恵や具体的アイデアを披露していただいたが、印象に残ったのは「がんばらないでがんばって」という言葉。神戸で被災した体験も聞いた。

 

○「神戸学校」(2006年)では、自らを「食べ物の気持ちを伝える通訳者」と、あの柔らかい笑顔で仰られた。

 

まだいまだ。