「遊び」を面白くなくしているのは、結局私たち自身ではないのか。 | まだ?いまだ!神戸ニニンガ日誌

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何の役にも立たないが、特段面白い訳でもない。ましてや間違っても何かの為になど毛頭ならぬこと十全に請合う。勿論誰がどうみても上品であるはずもなく、履歴書に読者と書けば間違いなく不利となる。有閑男が白昼夢で口走る400字の戯言寝言放談放屁。それが神戸ニニンガ日誌

まだいまだ 神戸ニニンガ日誌(第1,671号)


○先週、「文庫X」を買った。12月9日までは店頭では中身がわからなかった文庫本である。わかっていたことは、文庫本で、税込み810円で、ノンフィクションで、500ページの作品であること。

 

○作者や作品名がわからず、表紙には盛岡さわや書店・長江貴士さんの「思い」が手書きで綴られている。「それでも僕は、この本をあなたに読んで欲しいのです。」と。

 

○あまつさえ「既にお持ちの本であった場合、返金いたします」とまで書かれたら、これは読みたいと思った。しかし販売店が限られているので買いに行けず、書名公表日が過ぎてから購入した。

 

○許せないのは、かなり以前からネットで書名を明かしている者がゴマンといたことだ。「ネタバレ」と書けば許されると思っているのかも知れないが、書名を明かしてしまえば「文庫X」は「文庫X」ではなくなってしまう。何故そんなこともわからないのか。哀しくなる。

 

○この作戦で、本は18万部売れた。それだけで著者に1,500万円の印税が入ると思うと嫉妬せざるを得ない。

 

まだいまだ。

 

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