母の病状を記録として残しておこうと思っていたけれど、息子のこと、家族のこと、母のこと、仕事のことで追われているうちに三日坊主にmなってしまった。
昨年の9月で母は85歳になった。
忘れっぽさが酷くなっているが、それでも過去の記憶は私が忘れていることまでよく覚えていた。
弟が亡くなってしばらくしてからの新しい情報が記憶に残らないらしく。約束は一分も経たないうちに忘れて、今聞いたことを五分もしないうちに聞いてくる。
でも、つじつまはあっていた。
私が実家を訪ねると、
「遠いところから悪いわね~」
「車でどのくらいかかった?」
「家を何時に出てきたの?」
と聞いてくる。
私の家が遠いこと、車で通っていること、それらは理解しているから出来る質問だ。
でも、その同じ質問を一時間に4回も5回もしてくる。
わかっていても、5回目にはつい「さっき言ったよ!」と答えてしまう私…
今日は久しぶりに電話がかかってきた。
メールはできるのだが、携帯から電話のかけ方がわからなくなってしまうようだ。
なので、電話がかかってくることは少ない。
でも、取ってしまった途端に電話は通じているのだが、いくら「もしもし」と言っても返事がない。
操作しているうちに、電話がかかってしまっただけなのかもしれない。
私から電話した。
「今、電話くれた?」
「ああ、私、痴呆症になってしまったみたい。
今日、あなたと〇(弟)と食事の約束をしていたような気がしたけど違った?
体調が悪いので、行けないと思って。
だから、〇にもあなたから電話しておいてくれる?」
「痴呆症の人は痴呆症だってわからないよ。
忘れっぽいっていう認識があるんだから、正常じゃない?
もうすぐ△(私の息子)の誕生日だから、日にちは決めなかったけど食事に行こうねって約束してたよね。」
溢れる涙が止まらなかった。
どんなに忘れてしまっても、弟の死だけは忘れられず、心の深い傷が癒えることはなかった。
でも、、、
その弟の死まで忘れてしまったのか…
でも、、、、
何かおかしいという思いはあって、痴呆症という言葉を使うのか…