先回を読んでい頂くと分かる事ではあるので
是非先回からの続きで読んで頂きたい・・
友人3人と悪酔いした私は、泥酔状態にもかかわらず
買ったばかりのイーグル号で急発進!
アトーチャ駅近くの地下駐車場の頑丈な柱のわなにはまり、
ぼっこりと凹んだ、愛車の横でたたずんだ私は、
むち打ちで首をさする友人を表面上は気にしつつも
車の修理代で頭が一杯であったのを今、白状しよう。
車の状態をとりあえず明るい場所で確認しよう!
冷静にそう考えた私は、ラファエルアトーチャホテルという
こぎれいなホテルの前に車を動かして、機敏な動きで車を
細かくチェックした。
ホテルのガードマンが、そこに車を止めるな的な視線を発射したが、
ここまで来ると感情に勝るものは何もない。
悲しみの極限の東洋人と、泥酔状態でむち打ちの東洋人の
計4名が放つ独特のオーラはある種のバリアを形成したのであった。
愛車イーグル号(ボルボ)は確かに大きなダメージを負っていたが、
U野さんが、「さすがボルボだ・・・」
「あれだけの衝撃でもその程度の損傷で済んだとは・・・」
と変に評論家風にうなった。
なぜかその言葉に私は落ち着きを取り戻した。
そして、急激に一旦は醒めたはずの酔いであったが、
まぁ、仕方ない。 悲しんでも車は戻らない。
きっと良い事があるさ。 前向きにいこうぜ!
的な気持ちになり、何となく皆、変に盛り上がってきた。
様は皆酔っ払っていたのである。
じゃぁ慰め会だー!
と、とって付けた様に気持ちを切り替え、
全員の気持ちがひとつになった気がした。
次の店にイーグル号で向かった・・・・
車は一路、大道路を北上、レアルマドリッドで有名な
サンティアゴベルナビュウ サッカー場の近くに、三越軍団
の知っている店があるという。
思わぬ事故により、若干傷心であった私も、
気持ちを切り替え、音楽を大音量でかけながら
かなりのハイスピードで車を走らせると、悪乗りした
A野氏が暴走族の様に、窓から体をよじりだし、
「箱乗り」を開始した。
周りのスペイン人ドライバーもびっくりである。
想像して欲しい。
事故直後のワゴンで、なぞの東洋人4人組。
聞いた事のない言語での曲を大音量で放ちながら.. (ちなみにHide)
満面の笑みで箱乗りする男。
おまけに周りの車に何か話しかけているではないか・・・
全員泥酔状態である。
日本ならどんな罪になるのだろう・・・・
店に着いた。
なかなか落ちついた店で、外国人が集まるような店であった。
日本でいうと、スポーツバーをシックにした様なお店であった。
我々は思い思いの飲み物を注文し、
車の損傷を肴に盛り上がった。
すると外国人グループの一人が恐る恐る 「ニホンジンデースカー!」
と話しかけてきた。聞くと以前、日本の企業で働いた経験があり、
日本語が多少話せるとの事。
我々はすっかり意気投合して、皆で日本語やら、英語やら
スペイン語やらで、すっかりインターナショナルな雰囲気であった。
シャンパンを飲もう! と誰かが言ったかどうか忘れたが、
ふと気がつくと、ドンペリのボトルがいつの間にか我々の前に並び、
ぽーんん ぽーんん と子気味の良い音で抜かれているではないか。
どうやら誰かが、一番高いシャンパンをもってこい!
と言ったらしい・・・ (後より判明。 多分A野氏)
要は信じられない請求が会計の際 提示されたのである。
ただしここはぼったくりバーでは無い。
本当に訳も分からず高い酒を飲んでしまったのだ。
信じられないおばか集団であった。
結局1000ユーロ以上・・・・
日本円で15万以上の厳しい出費である。
おまけになぜか全員現金も無く、安全の為、カードも無く
私がカード一発で支払う羽目になった。
買ったばかりの車で激突。
変な酒を飲み、大支払い。
大変な一日であったが、要は酔っ払っていたのが原因である。
飲酒運転は皆さんやめましょう!
Adios ! (>_<)
