1stアルバム"HIDE YOUR FACE"の先行シングルで、

hideソロのシングル曲としては初の本人が作詞・作曲を手掛けた曲でもあります。

 

 

アップテンポなツーバスを刻むテリー・ボジオのドラム(『君のいない世界』によると、hideは基本パンクでツーバスNGだったらしいですが、「ドラムを叩いている時、宇宙にいる」と語るテリーに対して駄目出しはできなかったということでしょうか?)に強力なギターリフ、TMスティーブンスのファンキーなベースを重ねて豪快なロックかと思いきや、ギタリストのソロアルバムだからといってギタリストだけを満足させるギター・アルバムにはしないhideの強い意向もありメロディアスでポップな歌メロが響き渡ります。(それだけに歌録りは相当な時間を要したとのこと)

 

ギターソロは1,2弦をかき鳴らすパンキッシュなフレーズから始まり、

ツイン・ギターのハーモニーを聴かせる後半部へ展開します。

しかし、2ndアルバム以降の楽曲ではこの手のパターンは一気に少なくなるどころか

時代の変化もありギターソロそのものが無い曲も珍しくなくなると

この時点で(hide本人も含めて)どれだけの人が思っていたのでしょうか?