今年の振り返りといっても、一部は既に記事化していますのでこちらも参照のこと

 

多くの有名人の訃報が届いた年でもありました。

ミュージシャンでは上記記事で挙げた人物以外では『愛は勝つ』のヒットで知られるKAN、

マンガ『きまぐれオレンジロード』のヒロイン・鮎川まどかのモデル、

もといレス・ポール・カスタムを愛用するギタリストとして有名な鮎川誠、

漫画家では松本零士や寺沢武一など、多くのレジェンドが亡くなりました。

 

一方で、陰陽座の復活を筆頭に、メガデスの初武道館公演(マーティ・フリードマンも参加!)などの喜ばしい出来事や

マーティも参加した森口博子のカヴァーアルバム"Anison Covers"といった新作への興味も尽きませんでした。

 

 

 

 

 

 

そして6月に日本語版が発売された『ゲイリー・ムーア オフィシャルバイオグラフィ』

は未だに読み切れていません。

 

タッカンがステージ上で使うギブソンのギターといえば

レイジーの頃から使用しているフライングVの印象がとても強いですから、

タッカンがステージ上でレスポールを使う日が来るとは思いませんでした。

 

本人のギターコレクションの中にレスポールがある事は知っていましたが、

(プロなら1本は持っていてもおかしくない定番ギターでもあります)

いかに使用するギターがギタリストのトレードマークと化しているかを顕著にした一軒でした。

(イングヴェイがステージ上でレスポールを弾く姿だけは想像できません)

 

歴史界隈の話をすると、

今年は細川高国の展覧会や、戦国時代の室町幕府を扱った展示も良かったのですが、

なんといっても松山充弘先生の『桃井忠常とその一族』の発売は驚きの一言でした。

足利一門の中でもマイナーな一族であろう桃井氏で一冊発行した上に、

昨年から戦国武将列伝を次々書店へ送り込んでくる光祥出版の歴オタ狙い撃ち精神は

これからも贔屓にしていきたい要素でもあります。

 

 

 

 

 

また、まんがタイムきららMAXに突如掲載され、

「突然ですがこんにちは!私北条義宗!」

というあまりにも唐突なセリフから始まる『六波羅探題におまかせだいっ!』は

あまりにも唐突過ぎたためか、主人公の北条義宗がマイナー過ぎるためか

(それだと『逃げ若』もアニメ化まではいかないはずなので、要素としては弱そうです)、

そもそも鎌倉中期がマイナー過ぎる時代きららと鎌倉時代があまりにもかけ離れているためか、

連載には至りませんでした。

 

 

 

富雄丸山古墳での蛇行剣発見や、佐紀古墳群の航空レーザー測量など、奈良市の古墳に注目が集まった一年でもありました。

 

そしてなんといっても『逃げ上手の若君』のアニメ化です!

過去の連載作が2作連続でアニメ化した松井優征先生の最新作とはいえ、

週刊少年ジャンプで南北朝時代、それも北条時行が主人公というだけでもかなりチャレンジング(チャレンジングという意味では上記の『六波羅探題~』の方が上だと思いますが)なのに、

アニメ化まで(ジャンプ史上でも3作連続でアニメ化したマンガ家は初?)してしまうとは、

日本中世史にものすごく大きな追い風が吹いているとしか思えません。

(『逃げ若』で初めて五大院宗繁の名前を知った人も多いことでしょう)

 

『白暮のクロニクル』がWOWWOWで実写ドラマ化されることですし、

この勢いで『新九郎、奔る!』も実写化してくれないかと無茶ぶり願望を書き連ねておきます。

 

よく見たら公式サイトのURLも凝ってますね。

 

 

ぼっち・ざ・ろっく!

アニメにハマって原作を読むだけならともかく、アニメDVD全巻購入するわ、

公式ガイドブックや楽曲CD買うわ、イオンでキャンペーンやれば生茶を爆買い

(麒麟がくる、もといキリンビバレッジとイオンのキャンペーンでした)、

後藤ひとりと喜多郁代が表紙を飾った(ギタマガ史上初!)ギターマガジンもついつい買ってしまうわで、どれだけ買ってるんだという有様でした。

(恒星は買っていませんが時間の問題か?←舞台の円盤は予約済みな時点でお察し)

 

さらには劇中バンド「SICK HACK」の元ネタである八十八ヶ所巡礼にも手を出してしまう

(こっちは明らかに僕のような人間を狙ったような音楽性でしたが)ほどにのめり込んでしまいました。

 

作中でも一二を争うクズ強烈な個性を放つ登場人物、廣井きくり(モデルになった八十八ヶ所巡礼の主犯格・マーガレット廣井そのものという説も)を主人公にしたスピンオフ『廣井きくりの深酒日記』も始まり、さらに何のタイアップもなしにシングルをリリースしたり、

劇場版総集編を前後半2回に分けてまで上映決定(もはや再編集版並みのボリューム)して、

二期が無いと思う方が難しいレベルになっています。

 

監督以下のスタッフや声優(虹夏役の鈴代紗弓が『逃げ若』に亜弥子役で出演することが発表されています)のスケジュール、二期で登場予定のキャラクターのオーディションや楽曲制作を考えると、早くても2025年以降であることは確定でしょうが・・・・

 

 

 

 

 

しかし、今年発売されたギターマガジン別冊?のギブソン・レス・ポール・カスタム・プレイヤーズ・ブック【改訂版】に後藤ひとりが載っていないのはどういうことなのでしょうか?

表紙にするなら徹底的に取り上げて欲しい物です。