ハムデン・パークの健全な3万7千人あまりの観客の大半は、W杯と欧州チャンピオンのプレーに魅了されることを期待して会場に足を運んだ。しかし、帰途に着くころには、全く違うものを目にしていた。日本のすばらしいパフォーマンスで、スペインが面目をつぶされるというめったにない試合を目撃した。実際に見ていなければ信じられないほどの好機を日本が逃していなかったらならば、試合終了時の得点差は本当にスペインの恥となりかねないものだった。
原文はこちら
http://www.guardian.co.uk/sport/2012/jul/26/london-2012-spain-japan-football-report
下馬評では圧倒的に優勢とされていたスペインを破った日本の戦いは見事なものでした。後半は10人でプレーしなければいけなかったというスペイン言い訳は、レッドカードを引き出した永井に翻弄されたという事実の前にむなしく聞こえます。
「グラスゴーの奇跡」という名前すら付いてしまう試合になったわけですが、ほとんどの報道がお祭り騒ぎであったなか、中田英寿氏だけは「決めるところは決めておかないと」と、日本が何度もあった決定的チャンスで追加点を奪えなかったことを気にしていました。
スペインが残り2試合を必死で勝ちに行くことを考えると、日本を含めた3チームが2勝1敗の3すくみになる可能性は十分にあります。
その時に、得失点差で決勝トーナメントに進出できないとなると、スペイン戦で追加点を奪えなかったことが悔やまれるということにもなりかねません。
得失点差を気にせずに、グループトップでの突破を確実にするには、残り2試合を1勝1分け以上で終える必要があります。
ただ、スペイン戦のようなパフォーマンスを維持できれば、グループをトップで終え、準々決勝でブラジルを避けることも十分できるはずです。