anotherLetters from Iwo Jima もう一つの硫黄島からの手紙 06 | 海兵隊員AEGISの凸凹軍功記( ̄∀ ̄)

海兵隊員AEGISの凸凹軍功記( ̄∀ ̄)

萌えと燃えとミリタリーが好きなaegisのなんかようわからん奮闘記。
BF4の発売を控え、興奮しつつBF3の戦場を駆け巡る。
題名とは裏腹にロシア陸軍に配属されることが多い模様。
三流以下の同人系小説やイラストを気まぐれで上げたりして。
エロは至高だ!!ヾ(@゜▽゜@)ノ

これを読む前にパート01、02、03をお読み下さい。

その後、俺たちは最後の抵抗をする事になった。
俺たちに残された武器はライフルと刀、それと手榴弾のみだった。
少し前、閣下は俺たち兵士を集め、小さな集会を開いた。ここにいるのは多くて100人程度だった。
「今より総攻撃をかける。日本がこの戦に破れたりと言えども何時の日か国民が諸君らの軍功を称え、諸君らの霊に涙し黙祷を捧げる日が必ずや来るであろう。安んじて国に殉ずるべし!!」
そう言うと閣下は腰の日本刀を鞘ごと抜き、自分の胸の前で抜いた。
「世は常に諸士の先頭にあり。」
刀を鞘に納め、腰に戻して閣下は出撃のためにその場を去った。それに続いて俺たち歩き出す。
閣下を先頭にアメリカ軍の司令部となっている海岸へと進軍する。
「いけぇぇぇ!!」
栗林閣下が言ったと同時に皆も日本国万歳と突撃に出る。
「ばんざぁぁぁい!!」
俺もそれに合わせてライフルを手に突撃を開始した。
「ウオォォォォォォォォォォォォォォォ!!」
手にしたライフルを敵のいるであろう方向に撃つ。
バァンバァンという発砲音とそれに伴う反動。それは自分の手の中のことなのにどこか遠くから来ているようだった。
 21年の俺の記憶が走馬灯でまわって行く。
ダダダダダ、ダダダダダダダダダ―
バンッバンバン―
どれが味方かも分からないがそんなことはどうでもよく、俺は手当たりしだいライフルを撃っていた。
そんな時、一人のアメリカ兵が俺のほうに突っ込んできた。
「うおぉぉぉぉぉ!!」
俺はそいつをライフルで殴りつけ、倒れた隙にそいつの胸をライフルに取り付けてある刃で突き刺す。
そいつは瞬く間に絶命する。俺は今現在、何を考えているのか分かっていなかった。しかし、ただこの突撃が閣下の言ったとおり何か意味があって欲しいとそれだけを感じていた。
その後も俺たちは何発かも分からないほどライフルを撃ち続け、何度目かも分からないくらいアメリカ兵を突き殺した。
 機関銃の無限とも思える弾に当り絶命する仲間がいて突っ込んでくる敵を殺す仲間がいる。殺す敵がいて殺された敵がいた。
何を言っているかわからないがアメリカ兵は大声を出していた。少なくとも俺たちを誉めているのでなく、侮辱しているような事を言ってるのだけが理解できた。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
敵のほうに向かって味方と共に突撃をかける。何人かがやられたが俺は機関砲を撃つ奴を刺し殺した。
その時だった。
「うっ―。」
何か後ろから脇腹に向かって入り込んでくる感覚があったのだ。そしてその感覚が左足にもあった。
その後俺は自分でその痛みに耐えられず倒れこんだ。そしてその時見えたのは俺を確実に殺そうと向かうアメリカ兵とそれを撃ち殺した仲間の姿だった。
 その時俺は死ぬんだと思った。それでもいいとさえ思った。死んだ親父や兄貴、そして伊波のもとへといくと感じていた。そして俺はそのまま倒れこみ、目を瞑った。