ヌメラーのヌメラーによるヌメラーの為のNumeri日記 -9ページ目

ヌメラーのヌメラーによるヌメラーの為のNumeri日記

おもにNumeriでお気に入りのブログ転載します。Numeri知らない人はゼヒ読んでヌメラーになりましょう。
※私が書いてるのではありませんので悪しからず(^^)/

合コン、それは男と女の出会いの社交場。そこで繰り広げられる骨肉の争いは目を覆うばかりである。あるものは同じ女を取り合い、あるものは実りがないと嘆き、あるものは割り勘要員として呼ばれたことに気が付きお呼びでない自分を恥ずかしく思う。

連夜盛り場で繰り広げられる合コンと言う名のドラマ。それ故、ネタになりやすいのも確かである。今日はそんな合コンにまつわるお話です。

ワタクシ、学生の時分はとても合コンに燃えておりました。といっても内向的な性格ですので数度参加した程度ですが、出会いを求めて合コンに参加するなど私にとっては月への一歩よりも大きな一歩でして、初めて合コン参加を決めたときは興奮して眠れなかったのを今でも覚えております。

さて、そんなこんなで参加した初の合コン。これは私の友人であるA君が幹事だったのですが、A君はとっても男前で、かなりのやりチンでした。まあ、ナンパ師ということですね。そんな男性がなんで僕と友達だったのか今でも謎ですけど。このようにとかく軽いA君が音頭を取った合コンです、きっと集まる女もガードが緩いに違いありません。きっと。

たぶん、安西ひろこみたいなギャル風女性が集まります。盛り上がってくると王様ゲームとかします。酔った女性が半裸になったりします。「王様と4番がキス」とか言われて、僕と安西ひろこがキスしたりします。きっとします。で、盛り上がった僕と安西はフェードインします。きっと安西は凄いテクニシャンで僕はすぐに逝かされるんです。合コンバンザイ

そんな妄想を抱いていたら、待ち合わせ時間に遅刻してしまいました。

とりあえずA君と連絡をとり、僕はちょっと遅れて会場である居酒屋にたどり着いたのです。するとまあ、さすがA君です。会場にはイケメンの遊び人風の男性数名と安西ひろこみたいなギャルが集まっていました。女性も男性も今風の風貌で、なんかファンションについて語り合っていました。

ショップの話とかで盛り上がっていましたが、僕にはサッパリでした。洋服屋の話はしないでください。で、既に殆どの男女はカップリングが終わっているらしく、個々に気にいったパートナーを見つけてはシットリと語り合っていました。中には今にもハメ撮りしかねない勢いの二人もいました。さすが合コンです。

で、気がついたのですが、普通合コンというのは男女の数を同じにして、余る人物がいないようにするはずなのですが、どう見ても男が一人多いのです。ええ、早い話、僕が余っているんです。もうねアホかとバカかと。僕はただの割り勘要員ですか。ふざけないでください。俺にも女をあてがえってばさ。

あまりにも腹が立った僕は女と乳繰り合っていたA君に言いました。俺が余ってるじゃねえか、非イケメンだからってバカにするんじゃねえぞと。非イケメンとはいえ生きている人間なんです。オケラだって生きているんです。呼吸しているんです。それをこんな仕打ちとは、酷すぎます。

するとA君、「しょうがないだろお前が遅れてきたんだからさ」。とまあ冷たい対応。もうご立腹ですよ。このヤリチンめ。しかし、A君は続けます。「大丈夫、向こうの女も一人遅れてくるらしいからさ」とのこと。さすがA君、しっかりとしてる。

で、数分後に遅れて女が入ってきましたよ。皆さんのご想像どおりですよ。他の女はみんな安西ひろこみたいなギャルなのに、遅れてきたソイツだけブランカなんですよ。勿論、その他のギャルは他のイケメンがキープしてますので、僕がブランカの相手をするじゃないですか。たまんないですよ。

しかもね、他のイケメンとギャルのカップルが一組、また一組と気付かないうちに消えていくんですよ。どっか休めるところでも行くんですかね。フェードインですかね。そこでA君から衝撃のルールが語られるんです。

「最後まで残ったやつがここの払いだから」

マジですか?ってことは早いトコ相手を見つけて夜の街に消えていかないと3万強はかかるであろう居酒屋の支払いをしなくてはいけないのですか?バカも休み休みにして欲しいです。じゃあなんですか、僕はこのまま居残って全ての払いをするか、ブランカと夜の街に消えるしかないんですか。どうやらA君にはめられたようです。

するとですよ、そのルールを聞いたブランカが僕の耳元で言うんです

「ねえ、二人でどこかに行こうよ」

黙れブランカ。人間になってから言いやがれ。とか思うんですけど、僕かて支払うのは嫌じゃないですか。仕方なくブランカと二人で夜の街へと消えていったんです。



深夜の繁華街をブランカと共にふらつく僕。

「ねえ、わたし酔っちゃったみたい」

ブランカは濡れた瞳で歩きながら僕に擦り寄ってくるんです。乳を僕に擦り付けてくるんです。しかも、なんだかホテル街に誘導されているんです。食われちゃうの?僕、食われちゃうの、ブランカに。恐怖で血の気が引けるのがわかりました。

「ごめん、今日は気分が悪いから帰るよ」

といって、僕は逃げようと思いました。ハッキリ言ってホテルに連れ込まれたら勝ち目がありません。電撃スパークで骨の隋までやられることでしょう。すると、さっきまで酔っていたはずのブランカは突如我に返り、

「女の私に恥かかせようって言うの!?」

とキッと睨みつけて言うんです。あんた女だったんかい。メスかと思ったぜ。そして無理矢理にでも引っ張って僕をホテルに連れ込もうとしているんです。

生命の危機を感じた僕は、「ごめん」とだけ言い残してブランカを振りほどき、走って逃げたのです。

タッタッタッタッ

夜の帳が落ちた繁華街を颯爽と駆け抜ける僕の足音。それに重なるかのようにもう一つの足音が聞こえるのです。嫌な予感がして僕は振り向きました。

「まてー」

そこには、鬼のような形相で両腕を広げ、口からヨダレを垂らしながら僕に押し迫るブランカの姿がありました。血の気が引けるとはまさにこのことです。ああ、合コンにさえ参加しなければ今ごろはコタツに入ってミカンでも食いながら茶を飲み、テレビ番組でも見てたことでしょう。合コンにさえ参加しなければ・・・。そう思うとなんだか僕は泣けてきました。いい年した青年が泣きながら繁華街を走っているんです。

僕はかなり走るのは速いんでが、いとも簡単にブランカに捕まってしまいました。やはり非人類には体力的に敵わないようです。そして僕とブランカは揉み合いになります。

しつこく僕を捕らえようとするブランカ。必死に逃げようとする僕。ブランカは泣きながら言いました。

「貴方は私のもの、逃げるなんて許さない。許さない。今日は私と朝まで過ごすのよ。貴方は私のもの、貴方は私のもの」

ああ、どうやらこの人はただのブランカではなく電波なブランカなんだ。だったら手加減はしない。徹底的にやらせてもらう。一応はブランカといえども女の子だと心の奥底で認めていた僕。何度かもみ合いになっても僕は本気で力を出したりはしませんでした。しかし相手が電波なら別です。

「お前とは付き合えないって言ってんだろっ!」

もみ合いになりながらも僕はブランカを投げました。ええ、背負い投げです。なんといっても僕は柔道経験がありますから。ものの見事に投げが決まりました。

そして道路上で放心状態になっているブランカを残して、僕は夜の街へと消えていくのでした。

気をつけよう、合コンには魔物が住んでいる。