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ヌメラーのヌメラーによるヌメラーの為のNumeri日記

おもにNumeriでお気に入りのブログ転載します。Numeri知らない人はゼヒ読んでヌメラーになりましょう。
※私が書いてるのではありませんので悪しからず(^^)/

ズボンが破れました。

僕は毎日毎日同じジーパンを愛用しています。それこそケミカルウォッシュのジーパンをですね、これでもかという勢いで連日連夜着用しているわけです。そうするとやっぱり、日々の生活の中で劣化していくではないですか。劣化して色褪せて、なんともいえない味を醸し出す僕のジーパン。それが非常にいいのですよ。

いやね、こういった使い古したジーパンをバンテージだとか板東英二だとかいって重宝がる風潮は知ってますよ。僕だってそれぐらい知っている。服はいつもジャスコでが合言葉の僕だってそれぐらい知っている。バカにしないでいただきたい。

そのバンテージ特有の使い古した感じを出そうと必死で毎日同じズボンを着用していたわけですよ。あくまでもバンテージにこだわって毎日同じのを着用しているんです。別にズボンを一本しか持っていないとかそういうわけではありません。バカにしないでいただきたい。

で、そうやって毎日はいているとですね、当然のことながら膝の辺りとかが綻んでくるのですよ。日々の暮らしの中でジーパンに摩擦がかかってですね、良く動く部分とか普通に破れてくるんですよ。

最初はちょっとした綻びだったので、僕も微笑ましい気持ちで眺めていました。やっぱほら、バンテージ魂で言えば破れるのって極上のスパイスではないですか。破れた感じが何とも言えない良さを醸し出すことぐらい知ってますからね。しめしめ、俺のズボンもいい感じで綻んできたぞ、ぐらいに思ってました。

でもね、それでも着用し続けてると、どんどんと綻びが拡大していくの。一日に数ミリぐらいのペースで徐々に綻びが大きくなっていくの。しばらくしたら立派な穴になっててさ冷たい風なんかがスースー入ってくるぐらいの惨状になってた。なんか儚い恋人同士みたいだよね、最初は小さな綻びがどんどん大きくなって、終いには手遅れになってるみたいな。とにかく、シーパンにできた穴を「やばいな」って思った頃には手遅れだったね。

実際の恋人同士の綻びもそうだけど、ズボンの綻びも気付くくらい大きくなったらあとは坂道を転げるように進行していくんですよ。もはや穴が拡がる速度が留まるとこを知らなかった。歩くたびにビリビリとかいって穴が拡がっていくのが実感できるの。

それでまあ、それでもそのズボンを履き続けていたら、やっぱりというかなんというか、右足の膝から下が取れてしまったのですよ。穴が拡がりすぎてペロンペロンになっていたのですが、今日、ついにご臨終なされたのです、僕のバンテージジーンズが。

それでですね、出勤時に駐車場からオフィスに向かって歩いているときに朽ち果てたものですから、オフィスには右足だけが半ズボンの状態で行ったわけですよ。オハヨーとか言いながら、右足を丸出し状態で出勤。

そしたらみんながビックリするんですよ。そりゃね、朝っぱらから同僚がジョイナーみたいな格好して出勤してきたらビックリしますよ。だからといってね、そんな世界の終わりみたいな表情で僕の右足を見る必要はないわけですよ。そんなに僕のことをバカにしないでいただきたい。

でまあ、普通に右足をモロンと出した状態で仕事していたのですが、上司が言うわけですよ

「さすがにその格好はなんとかならんのか」

彼は頭が固い昔の人です。戦時中に大根の葉をかじりながらB-29から逃げ回っていたような世代ですから、僕の前衛的なファッションが理解できないんです。

「そうっすか?別に問題ないと思うんですけど」

とか僕が言うのですけど、やっぱり上司は解せないご様子。まあ、彼のような古い人間にバンテージスピリットを理解しろってのが無理なのかもしれないですね。

「と、とにかく、なんとかしなさい。B子君に縫ってもらいなさい」

とか上司が言うもんだからさあ大変。B子さんもその気になっちゃって裁縫道具みたいなのをデスクの引き出しから出してきて

「さあ、縫うんでズボン脱いでください」

とか迫ってくるんです。エロスすら感じる勢いで迫ってくるんですよ。あのB子にズボンを脱いでくれなんて迫られたら、それだけで石になってしまいそうな恐怖があるのですが、残念ながら逃げることはできそうにありません。大人しくズボンを脱ぎましたよ。

それでまあ、破れて寸断されたズボンをB子が器用に縫っていくんですわ。あのゴーレムのようなB子が、ヘラクレスのようなB子が、筋肉モリモリで女性とは思えないアゴの割れているB子が裁縫を器用に。なんかゴリラが道具を使って器用にバナナを取ったときのような喜びがあったね。

「はい、できましたよ」

とかB子が渡してくれたズボンは、なんか盲腸の手術痕のような痛々しさがありましたが、上手に縫えてました。なんというか、裁縫ができる女性はポイントが高いですね、マッスルB子でなければ最高なのですが。

でまあ、B子の縫ってくれたズボンを着用して一日中仕事をしていたのですが、思ったのですよ。僕は言うまでもなくハイパーロリコンとして君臨しているではないですか。ワキゲが生え始めたぐらいの少女に萌えると常日頃から主張しているではないですか。でもね、そういった若々しい女性も魅力的なのですが、縫物とか編物とかそつなくこなす古女房系もいいなあと思ったのです。

これからはちょっと古女房系に萌えるということで、人妻の魅力なんかに迫ってみたいなあ、などと思った次第であります。縫物をする人妻にハァハァしていくことを大切にしたいと思いました。

シーパンも女性もビンテージがいいな、と。非常に語弊がありますが。

そう考えながら帰宅時に駐車場へと歩いていたら、ベロベロとB子が縫った部分が破れてきました。ダメじゃんB子。