明日、楽しみな試合がやってくる。
3年目を迎えたラグビーリーグワンで、今季初めて開催されるのが「クロスボーダーラグビー」です。
ニュージーランドから、昨年のスーパーラグビーの強豪が来日。
リーグワンの上位4チームと対戦します。
今回来日するのは昨年のスーパーラグビー・パシフィック準優勝のチーフスと3位のブルーズです。(優勝したクルセーダーズは英国遠征があり今回は来日しません)
来日メンバーには
★チーフスにはニュージーランド代表の
CTBレイナートブラウン(70キャップ)
FBマッケンジー(47)
★ブルーズには
CTBリーコ・イオアネ(69)
No.8パパリイ(32)
昨年のワールドカップで活躍した中心選手も名を連ねました。
迎え撃つ日本側は、昨季のリーグワン4強です。
2月3日(土)秩父宮でブルーズが
東京サンゴリアスが秩父宮で。
2月4日(日)には熊谷でチーフスとワイルドナイツが。
2月10日(日)にはスピアーズ船橋・東京ベイが秩父宮で。
2月10日(日)にニッパツ三ツ沢で横浜イーグルスが対戦します。(明日、2月3日の秩父宮は全国女子選手権決勝と併催)
今回は交流戦としての開催で、タイトルや賞金は設定されていません。
リーグワンの東海林専務理事は「将来的には当該年度の優勝チーム同士による国際タイトル戦にしたい」と話すが、現状では2月23日にスーパーラグビーの開幕を控えるニュージーランド勢にとってはウオームアップ試合、すでに開幕したリーグワン勢はチームによって負傷者が集中しているポジションもあり温度差があるのは否めないでしょう。
「海外勢との対戦は選手にとって良い経験になるけれど、一番大事なのはリーグワン」という埼玉のディーンズ監督の言葉が国内勢の本音だと思います。
とはいえ、リーグのプロモーション的には貴重な機会だとも思います。
リーグワンは設立3年目。
スーパーラグビーは1996年にニュージーランドとオーストラリア、南アフリカの3カ国12チームによる「スーパー12」として誕生し、徐々にチーム数を拡大。
2016年からは、日本からヒト・コミュニケーションズ・サンウルブズも参加しましたが、
2021年に日本とアルゼンチンが除外され南アフリカ勢が離脱。
2022年からはニュージーランド、オーストラリアにフィジーのチームを加えた「スーパーラグビー・パシフィック」に再編されました。競技レベルは高いですが、こちらもブランド確立作業の最中です。
今回は、お互いが自身の価値を高める使命を負って迎える試験的大会です。
各チームのスポンサー価値を高め、出場した選手も成長できる、魅力的な試合になることを期待したいと思います。
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to be continued.
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