リンク先を確認してスパムメールかどうかを判断する
しかし、送信者のメールアドレスが正規のドメインになりすましている場合も多く、この方法ではスパムメールかどうか判断できません。
そこで今回は、メール文中にあるテキストリンクやボタンリンクのリンク先のドメイン所有者を確認してスパムメール(フィッシングメール)かどうか判断する方法を説明します。
テキストリンク
ボタンリンク
テキストリンクやボタンリンク先を調べてスパムメールかどうか判断する方法(PC版)
メール本文にあるテキストリンクやボタンリンクは、フィッシング目的のためのリンクである可能性が高いです。うっかりクリックしてしまうとブラウザが立ち上がりアクセスした時点でウイルスにかかってしまうこともあります。
そこで、リンク先のドメインは、誰が所有しているのか調べることができ、スパムメールかどうかの判断ができるということです。
例えば、Amazonらしい所から来たメールにボタンリンクがあったとします。そのボタンにはリンク先URLは見えませんので、どこのサイトに飛んでいくのかわかりません。しかし、以下の方法を行うとリンク先が見え、しかもドメイン所有者も特定できるので、スパムかどうかすぐ判断ができます。
それでは具体的なやり方を説明します。
1.メールを開いた状態で、テキストリンク(青色になっている部分)またはボタンリンクの上にポインタを持っていき、右クリック(絶対に左クリックしないでください!)。


2.プルダウンメニューが表示されるので、「リンクのURLをコピー」を左クリック。(リンク先URLがコピーされました)
メモ帳(windows)メモ(Mac)を開き、コピーしたURLを張り付け。
張り付けたURLの最初の「https://」と最後にある「/~」を除いた部分(ドメイン)をコピー
(例:「https://〇〇〇.com/」の場合、「〇〇〇.com」だけコピー、サブドメイン「https://〇〇.〇〇〇.com/~の場合は、最初の「https://〇〇.」と最後の「/~」を除いた部分「〇〇〇.com」だけコピー)。長い文字列の場合も同様にしてください。

ボタンリンクの場合も上記と同様にボタンの上のにポインタを持っていき右クリックして、プルダウンメニューから「リンクのURLをコピー」します。

3.ブラウザを立ち上げ、お名前.comのWhois検索にアクセス Whois検索の検索窓に張り付けて検索します。

4.検索結果が表示されます。この中にある以下を確認します。正規登録者である場合は、その名称が出ています(例:三菱UFJ銀行であれば「株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ」と表示されています)。
検索結果が下記のような場合、例えばメールの送信者が、日本の会社なのに登録団体が聞いたことも無い外国名、登録国が海外などの場合、スパムメールと判断しても良いといえます。
Registrant Name:ドメイン登録者名
Registrant Organization:登録団体
Registrant Street:登録者番地
Registrant City:市区町村
Registrant State/Province:都道府県
Registrant Postal Code:郵便番号
Registrant Country:国
また、検索結果に「検索されたドメインはWhois情報がありませんでした」と出る場合もスパムメールと判断しても良いでしょう。
「Whois ドメイン」とは、インターネット上でドメイン名の登録情報を検索するためのシステムです。このシステムを使うことで、特定のドメイン名(例えば、「example.com」)の所有者、登録日、有効期限、連絡先情報などの詳細を調べることができます。Whoisは、ドメイン名の所有者を確認したり、ドメイン名の登録情報に関する問題を解決する際に役立つツールです。ただし、プライバシー保護のために、所有者の情報が非公開に設定されている場合もありますが、その場合、ドメイン管理会社の名称が代わりに表示されます。
以上のように、リンク先のドメイン所有者を調べることで、正規の会社から送信されてきたメールかスパムメールかの判断がつきます。
iPhoneでテキストリンクやボタンリンク先を調べてスパムメールかどうか判断する方法
確認する前の準備
1.スパムメールでは無い信頼でき(いつも送られてくる信頼できるメールなど)、文中にリンクのあるメールを開き、任意のリンクボタンやテキストリンクを「長押しします」。
2.すると下記の画面になると思いますので、右上の「プレビュー表示」をタップして、画面の端をタップしてすべての表示を消します。これで準備完了です。メールを閉じてください。
3.今度は怪しいメールを開きます。
4.文中にあるリンクボタンまたはテキストリンクを長押しします。するとプレビューが非表示となっているはずです。その下に表示されているのがリンク先のURLですが、「websitestrongthen.com」となっておりAmazonとは関係がないことがわかります。この時点で、スパムメールだと判断できます。スパムメールだと確定するため先に進みましょう。
4.iPhoneアプリのメモを開きます。新規作成で先ほどコピーしたリンク先をペーストします。張り付けたURLにある最初の「https://~」と、最後にある「/」または「/~文字列」は全て消した上で、このドメインをコピーします。
上の写真の例でいうと、「https://websitestrongthen.com/」の「websitestrongthen.com」がドメインです。
5.メモ帳を閉じて、次は上記で説明した「3.ブラウザを立ち上げ、お名前.comのWhois検索にアクセス Whois検索の検索窓に張り付けて検索します。」以降と同じ作業を行い、怪しいドメインかどうか調べます。因みに、「websitestrongthen.com」を検索した結果、「検索されたドメインはWhois情報がありませんでした」と出ましたのでスパムメールの確定です。
Androidでテキストリンクやボタンリンク先を調べてスパムメールかどうか判断する方法
1.リンクボタンまたはテキストリンクを長押しします。
2.下の方に表示される「リンクアドレスをコピー」をタップし、メールを閉じます。
.Androidアプリの「Google Keep」を開きます。新規作成で先ほどコピーしたリンク先をペーストします。張り付けたURLにある最初の「https://~」と、最後にある「/」または「/~文字列」は全て消し、ドメインをコピーします。
例:https://〇〇〇.com/ → 〇〇〇.com(これがドメイン)

5.「Google Keep」を閉じて、次は上記で説明した「3.ブラウザを立ち上げ、お名前.comのWhois検索にアクセス Whois検索の検索窓に張り付けて検索します。」以降と同じ作業を行い、怪しいドメインかどうか調べて送られてきたメールがスパムメールかどうか判断します。
まとめ
送信者のメールアドレスで、スパムメールかどうか判断できない場合でも、メール本文中にあるリンク先のURLを調べることで、大手銀行やクレジットカード会社の名前を偽っているかどうか直ぐわかり、スパムメールかどうかの判断が可能です。
最初調べるのに手間はかかりますが、慣れると直ぐできるようになります。
一度お試しください。