Macrowavecat現像室 -243ページ目

2024年のカレンダー (書斎ヴンダーカンマー化計画)

ぼ恒例になりつつある年初のカレンダー作り。

 

CDケースに入れた卓上タイプ。

 

 

ヴンダーカンマー系の画像は変更無し。

 

 

壁掛けタイプは干支テーマ。

 

 

驚いたのは、これら全部の画像がAIを用いて生成されたものだということだ。

 

 

AIによる画像生成技術の衝撃は、現実に存在しない事物のリアルなイメージを創出するという点で、芸術の歴史における写真の登場以上の規模と強度になるだろう。

 

もう、ちょっとした広告であれば、モデルとカメラマン、あるいはイラストレーターの登用といったやりかたではコスト的に太刀打ちできなくなる。アニメーションも、デッサン人形レベルの軽い3Dモデルで動画を作り、マッピングをAIにやらせることなど既に可能になっていそうだ。

 

 

いま、社会に及ぼすAIの影響とか、いろいろ語られているみたいだが、何故かスタニスワフ・レムの"Golem XIV"に触れた文章を読んだことがない。

 

レム著作集第18巻"Golem XIV"。ポーランド語が読めないのにミーハー心で購入した原語版。

 

内容は、人間の知能を超えたAI "Golem XIV"による講演集という体裁をとったSF的論考(1981年刊)

昔SFマガジンに掲載された抄訳を読んだのが最初だったが、GolemシリーズのAIはそれぞれ個性があって、No. XIVのように人間と交流するものもあれば、内部に閉じこもって一切人間と交流をしないものもあった等のエピソードが面白かった。

 

挿絵でもあるかと思ったが、(たぶん)AIの進化を示したグラフが載っているだけだった。

 

和訳は、国書刊行会の『虚数 (文学の冒険シリーズ)』に掲載されている。書影を撮影しようと思ったが、ノダメ部屋(書斎)で行方不明になって見つからなかった…。