画像合成ソフトPhotoFuniaによる幻想夜景(旧ホームページから)
パロディ系画像合成ソフトPhotoFunia(フォトファニア)でシュールな都市夜景を作った件(2009年)。
もともとはブラウザ上で動作するアプリだったが、今ではスマホ用アプリも提供されているようだ。
PhotoFuniaは、何種類も用意されている背景画像に任意の顔写真を合成するソフトで、イメージとしては観光地にある<顔はめパネル>に近い。
とはいえ、それで済ましただけでは面白くない…
背景:「夜」。
背景:「パープルスカイ」。
なかなかに、幻想的な風景である。
なお、ここで合成した画像は、ベルギー象徴派の画家アントワーヌ・ヴィールツ の代表作『ふたりの乙女、あるいは麗しのロジーヌ』 (1847年) 。
(Source: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Antoine_Wiertz_Two_Young_Girls_or_the_Beautiful_Rosine.jpg)
この絵は、一見すると、「メメント・モリ(死を思え)」のテーマの一つである「死と乙女」の変奏のように見える。澁澤龍彦はこの絵を評して、「向かい合った裸体の少女と骸骨とは、要するに同じ人間の別のすがたにすぎないのである。」(『幻想の肖像』)と述べている。たしかにそれはそれで筋は通っている。だが、何か釈然としないものが残る。例えば、タイトルの「ふたりの乙女」とは何を意味するのか? そして何よりも、決然と骸骨を見据えるこの強い意志を持った眼差しと美しく健康的な肉体は、まるで<生>の側からの挑戦を表しているかのように見える。なお、「麗しのロジーヌ」とは骸骨の方であることが、その頭骨に貼り付けられたラベルから知られる。なんとも一筋縄ではいかない設定だ。
他にも、19世紀フランスの画家ブグローの作品「クピド(キューピッド)」や 「La Nuit (夜)」 などいくつか試してみた。
「La Nuit (夜)」。
中でも、「これは!」と思った出力結果がこれ。
誰の作品を使ったかは、敢えて言わないでおく。




