フィレンツェ風モザイクの中の化石
セカンドハンドのフィレンツェ風モザイクの中に化石を見つけた件。
フィレンツェの風景。
フィレンツェ風モザイク(Commesso fiorentino)は、16世紀にフィレンツェのメディチ家によって考案された伝統技法で、様々な天然石をパズルのように精密に切り合わせて風景や人物、静物を表現する。
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フィレンツェ風モザイク工房スカルペッリ 【フィレンツェの職人シリーズ#6 】
・フィレンツェ・モザイク「Scarpelli」、伝統工芸を今に伝える希少な工房
フィレンツェ風モザイクの額。
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂でそれと判る典型的なフィレンツェの風景だ。
"Scarpelli"のサインがある。
このモザイク画を純粋な絵画表現として見ると、道路脇の石の塀にある<鰻屋のマーク>のような丸模様にはやや違和感を感じる。まあ、ワンポイントとして意図的に入れた可能性も無くは無いが…。
しかし、これは化石好きにとっては全く別の意味を持つ。大理石や石灰岩の中の厚歯二枚貝やカイメンの化石の断面が、これと似たような模様に見えることがあるからだ。
・所さんの目がテン! 第1567回 (2021.03.21) 東京化石探しの科学
ということで、札幌の街に出かけて、建築石材の化石を調べて回った。
地下鉄東豊線-南北線連絡通路24番出口。
ここでは、壁一面に厚歯二枚貝らしき化石が顕出している。丸模様も多いが、これはどうかな。
ちかほ4番出口。
ここでは、アンモナイトの化石が多く見つかる。ジュライエローという石灰岩かな。
これはカイメンかな。
ちかほ13番出口。ちかほ4番出口と同じ産地の石灰岩っぽい。
これもカイメンかな。
大型アンモナイトの半分とカイメン(?)の丸模様。
この他、東豊線札幌駅20~23番出口やオーロラスクエアを調べたが、ほとんどの場所で丸模様の化石が見つかった。
今回のフィレンツェ風モザイクの中の丸模様は化石と見て間違いないだろう。
ここまで明瞭な化石が入っているのは、結構レアなのではないだろうか。
追加の風景。
イタリア旅行のバスの車窓から撮影したカッラーラ。
ミケランジェロが好んで使った大理石の産地で、高品質のものはフィレンツェ風モザイクにも使われるそうだ。












