「クリムト・アライブ 東京展」 と「「ルノワール×セザンヌ」展
8月の関東旅行の最終日、二つの展覧会をハシゴした。
「クリムト・アライブ 東京展」(日本橋三井ホール)。
巨大で精緻な音楽付きスライドショーという感じ。
普段あまり言及されないクリムトの風景画の美しさが特に際立っていた。
「オランジュリー美術館 オルセー美術館 コレクションより ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」展(三菱一号館美術館)。
セザンヌ。
ルノワール。
やはり、風景画と静物画はセザンヌ、人物画はルノワールだな。
入れ込み方の違いかな。
セザンヌの絵には、自己の前に現前する世界を自らのルールによって再構築しようとする意思が感じられる。このやり方で彼は世界を把握するのだ。この対象が点景としての人物であれば問題無い。しかし、人物画(特に肖像画)のモデルの場合に同様なことをしようとすると、対象が自分とは独立した意識を持つという事実との間に軋轢が生じる。結果、セザンヌの人物画は、私にとって魅力のないものとなる。
一方、ルノアールの場合、端的に言えば何よりも女人が好きなのだろう(暴言)。












