厚田の海岸で採集した化石の整理結果レポート | Macrowavecat現像室

謎化石の正体(2025年前半)

近の標本整理の結果レポート。

 

 

古潭海岸。

 

 

古潭海岸(望来層)で見つけた謎化石のクリーニング結果。

 

これはフジツボとツノガイの断片かな。

どうしようか迷ったあげく持ち帰った化石がお宝の一つになった。

 

同じ日に持ち帰った異なるタイプのフジツボ化石。

 

この化石の形や産状はmotoronさんが望来海岸で見つけたものと良く似ている。

このタイプの化石は、最近になって古潭海岸でも時々見つかるようになった。

 

 

採集時は巣穴化石(サンドパイプ)だと思った生痕化石。

 

しかし、表面の土を落としてみると、どうも岩質が古潭海岸の巣穴化石とは異なる。

 

 

もしかして、ウンコ化石(コプロライト)?

 

 

勝手に「ドラゴンスキン」と呼んでいる古潭海岸産メノウ。

 

 

押琴海岸。

 

 

押琴海岸(厚田層露頭)の巻貝化石のクリーニング結果。

 

石狩の海食崖の厚田層では珍しく潰れていない巻貝化石だが断片なのが残念。

 

 

押琴海岸(盤の沢層露頭)の二枚貝化石のクリーニング結果。やっぱりツキガイモドキ系かな。 

 

ちなみに上の巻貝化石と一緒に厚田層で見つかった二枚貝化石も同類だと思う。

 

 

さらに、望来海岸の当別層で見つかった二枚貝化石も良く似ている。

 

 

 

おまけ。

このレポートを編集しながら聴いていたarlie RayのYouTube Topicチャンネルから。

 

 

実際に聴いていたのはCDの「覚醒、そして降臨」なのだが、Topicチャンネルには「Re: covered」しかなかった。