画像生成AIが描いたメアリー・アニング | Macrowavecat現像室

画像生成AIが描いたメアリー・アニング

像生成AI "Midjourney"を用いて描かれたメアリー・アニングの生涯。

 

Wolfgang Grulke: "She Sold Seashells ...and dragons: The curious Mary Anning. Re-imagined", At One Communications, UK, 2023

 

 

著者のWolfgang Grulkeは、以前紹介した異常巻きアンモナイト本"Heteromorph"の著者。ライム・リージスでの化石採集体験をきっかけにドーセットに移り住んだという筋金入りの化石好きだ。

 

この本は、著者が画像生成AIを使って描いたメアリー・アニングの「伝記絵本」とでも言える内容になっている。

 

イクチオサウルスの頭部の前で、兄Josephと記念撮影。

 

 

10代のメアリーの顔は、40代の時の肖像画から"re-imagine"されたのだろうか。

 

 

メアリーの化石屋。

 

 

愛犬Trayと海岸にて。

 

 

夢。AIが得意な表現かな。

 

 

画像生成AIがたまにやらかす細部のデッサンの狂いが「不気味の谷」っぽい感じになる部分もあるが、上に紹介したように油絵っぽいタッチにしたせいか難点が緩和され、当時の雰囲気がリアルに感じられるようになった気がする。

 

ちなみにこの本のタイトルは、メアリーを唄ったとされる早口言葉

"She sells seashells by the seashore. The shells she sells are surely seashells. So if she sells shells on the seashore, I'm sure she sells seashore shells."

をもじった物だ。

 

 

最後に、ライム・リージスの風景スナップ(2016年)から。

 

チャーマス方面の眺め。

 

 

東側の崖はブラック・ベンと呼ばれる。

 

 

西側にあるモンマス・ビーチの崖。

 

 

モンマス・ビーチのアンモナイト・グレイブヤード。

 

 

 

 

 

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