お待たせしました。後編です。アーティストシェリル降臨中ですw
で、三和目ぐらいからあった、アルシェリエンドに向かわない方の構想も一部取り入れてみました。
アルトはシェリルをアーティストとしてみない。だから、シェリルは引かれた。
原作で語られたエピソードですが、ゆえに、だから。
続けていくには、アーティストという問題に正面からガチで取り組まないとアルト君はシェリルをゲットできないのだと思います。
女の子としての幸せにシェリルを安住させることは出来る(SSはそっちで遊んでます)がアーティストとしての幸せにはアルトは正直じゃまかなぁと。
本編でもシェリルがアーティストとして活躍しているときって・・・・居ないし!! 居ても影薄いし!!
アルトがそうやって振られた後に、どう転ぶかは何も考えていないのですが、それゆえに楽しみですw
さて、次回予告はいります。
次回 Against Galaxy 包囲の翼 銀河を包む
作戦開始まで一週間。
準備も終盤に入り、ほとんど全ての準備は終わり、あとは本番を待つまでとなった。
スタジオでリハーサルをしていると、工藤が入ってきた。
「ミス・シェリル。悪いニュースです。……検閲が入りました」
疲れた顔で言ってくる。相当反対したのだろう。
「どんな風に?」
努力しているのはわかっているので、そっけなく聞く。彼にあたっても意味がない。
「バラード系の歌の使用の全面禁止と、地球統合軍の軍歌とアイモOCが准将からのオーダーです」
「そう。それだけ?」
「それだけ? ですか」
「ええ。想像の範囲内。ただ、幾つか反論をしないといけないわね」
検閲が入るだろうというのは予測の範囲内だった。おそらくこのタイミングで来るだろうとも。
重要なのは検閲者が、どのような意図でこういっているのか。
純粋に職務遂行のためなら良い。
ただ……ただたんに思うようにやりたいだけならわからせてやるだけ。誰にケンカを売ったのか。
「軍靴については飲むわ。それについては楽譜をすぐさま準備して、セットリストの中に組み込む。ただし、バラードの禁止は飲めない。全部をアップテンポでやったら、ペース配分が出来ない。バラードがそれでも禁止なのなら、MCの時間を長くさせてもらうわ。そうでなきゃ、歌の途中で倒れるわ。それとアイモOCについては完全に拒否させてもらうわ。あの歌ではバジュラに伝わらないのよ? ……そう。もう、伝わらないの。私たちを知ってしまったから」
伝わらない? といぶかしげな顔をする工藤に説明をする。
元々アイモは愛の歌だったということ。グレイスが憎しみで軍靴に買えたけど、バジュラたちの言葉の部分は変わらず愛の歌であること。
愛を語りかけてくるのに攻撃してくることに彼らは戸惑い繊維をなくしていたが、人と触れ合えるようになった今では、彼らに愛を語りかけながら攻撃しても、彼らは反応できるということ。
私の説明を聞いた工藤はしばらく考え込んだ後に、わかりました、それで何とかしてみますといった。
……大丈夫かな、あの中間管理職?
そんな心配をしたところで、仕方がない。工藤のことだから何とか(勝手に)するだろうと思い、気持ちを切り替える。
といっても、セットリストの変更があるから全員休憩に入るのだけど。
「さて、邪魔も入っちゃったことだし、気分切り替えのために休憩に入りましょう!」
スタッフ全員に号令を飛ばす。楽器を片付けながら、スタッフと休憩という名の打ち合わせをする。
土壇場での変更。曲の追加。やらなきゃいけないことはたくさんある。
それに、おそらくバラードは入れることが出来ないから、MCも考えないといけない。
グレイスがいたら、上手くやってくれるのに。
そう愚痴りながらも、仕事を進める。グレイスはいない。私は私の足でこの道を歩く。
それはもう決めたことだし、何の……後悔もない。
アルトのことは仕方がない。彼をどれだけ愛していたとしても、私は私でいることを捨てれない。
でも、アルトはきっと私がアーティストであり続けることを認めがたいだろう。
彼も元々は一流のアーティスト。もちろん今も一流のパイロットではあるのだけど、彼は私をアーティストとしては見ようとはしなかった。
そこが好きになったのだけど、私が私であり続けるためには、アーティストとしての私も受け入れてもらわないといけない。
それを彼が出来るとは思わないから、彼が幸せになれるようにわざと今このタイミングで振った。
いやだけど、それでも、私と居て不幸にするよりはましだから。
ランカちゃんとは上手くいっている様子だし。
そう思うと胸がちくりと痛む。だけど、アルトが病気ということを打ち明けられるぐらいまで二人は親密になったのだろう。
V型感染症の末期。その痛みは想像がつく。
だからこそ、そのときは近くで誰か支えてあげるべきだし、近くにはランカちゃんが居る。
私がそうだったときにはアルトが居てくれたように。
気が付けば物思いにふけっていたようで、スタッフたちもリラックスしたムードになっている。
新しい曲が届いて、アレンジが終わるまでは、こういう雰囲気でも良いか。
そう私は薬と笑ってスタッフの和に混じって行った。
工藤はもちろん、きちんと成果を出した。偉いと褒めてあげたら、犬が尻尾を振っているようだった。
ちょっと可愛かった。
準備も終盤に入り、ほとんど全ての準備は終わり、あとは本番を待つまでとなった。
スタジオでリハーサルをしていると、工藤が入ってきた。
「ミス・シェリル。悪いニュースです。……検閲が入りました」
疲れた顔で言ってくる。相当反対したのだろう。
「どんな風に?」
努力しているのはわかっているので、そっけなく聞く。彼にあたっても意味がない。
「バラード系の歌の使用の全面禁止と、地球統合軍の軍歌とアイモOCが准将からのオーダーです」
「そう。それだけ?」
「それだけ? ですか」
「ええ。想像の範囲内。ただ、幾つか反論をしないといけないわね」
検閲が入るだろうというのは予測の範囲内だった。おそらくこのタイミングで来るだろうとも。
重要なのは検閲者が、どのような意図でこういっているのか。
純粋に職務遂行のためなら良い。
ただ……ただたんに思うようにやりたいだけならわからせてやるだけ。誰にケンカを売ったのか。
「軍靴については飲むわ。それについては楽譜をすぐさま準備して、セットリストの中に組み込む。ただし、バラードの禁止は飲めない。全部をアップテンポでやったら、ペース配分が出来ない。バラードがそれでも禁止なのなら、MCの時間を長くさせてもらうわ。そうでなきゃ、歌の途中で倒れるわ。それとアイモOCについては完全に拒否させてもらうわ。あの歌ではバジュラに伝わらないのよ? ……そう。もう、伝わらないの。私たちを知ってしまったから」
伝わらない? といぶかしげな顔をする工藤に説明をする。
元々アイモは愛の歌だったということ。グレイスが憎しみで軍靴に買えたけど、バジュラたちの言葉の部分は変わらず愛の歌であること。
愛を語りかけてくるのに攻撃してくることに彼らは戸惑い繊維をなくしていたが、人と触れ合えるようになった今では、彼らに愛を語りかけながら攻撃しても、彼らは反応できるということ。
私の説明を聞いた工藤はしばらく考え込んだ後に、わかりました、それで何とかしてみますといった。
……大丈夫かな、あの中間管理職?
そんな心配をしたところで、仕方がない。工藤のことだから何とか(勝手に)するだろうと思い、気持ちを切り替える。
といっても、セットリストの変更があるから全員休憩に入るのだけど。
「さて、邪魔も入っちゃったことだし、気分切り替えのために休憩に入りましょう!」
スタッフ全員に号令を飛ばす。楽器を片付けながら、スタッフと休憩という名の打ち合わせをする。
土壇場での変更。曲の追加。やらなきゃいけないことはたくさんある。
それに、おそらくバラードは入れることが出来ないから、MCも考えないといけない。
グレイスがいたら、上手くやってくれるのに。
そう愚痴りながらも、仕事を進める。グレイスはいない。私は私の足でこの道を歩く。
それはもう決めたことだし、何の……後悔もない。
アルトのことは仕方がない。彼をどれだけ愛していたとしても、私は私でいることを捨てれない。
でも、アルトはきっと私がアーティストであり続けることを認めがたいだろう。
彼も元々は一流のアーティスト。もちろん今も一流のパイロットではあるのだけど、彼は私をアーティストとしては見ようとはしなかった。
そこが好きになったのだけど、私が私であり続けるためには、アーティストとしての私も受け入れてもらわないといけない。
それを彼が出来るとは思わないから、彼が幸せになれるようにわざと今このタイミングで振った。
いやだけど、それでも、私と居て不幸にするよりはましだから。
ランカちゃんとは上手くいっている様子だし。
そう思うと胸がちくりと痛む。だけど、アルトが病気ということを打ち明けられるぐらいまで二人は親密になったのだろう。
V型感染症の末期。その痛みは想像がつく。
だからこそ、そのときは近くで誰か支えてあげるべきだし、近くにはランカちゃんが居る。
私がそうだったときにはアルトが居てくれたように。
気が付けば物思いにふけっていたようで、スタッフたちもリラックスしたムードになっている。
新しい曲が届いて、アレンジが終わるまでは、こういう雰囲気でも良いか。
そう私は薬と笑ってスタッフの和に混じって行った。
工藤はもちろん、きちんと成果を出した。偉いと褒めてあげたら、犬が尻尾を振っているようだった。
ちょっと可愛かった。
アルシェリエンドをあきらめます。これからはハードSF方面に向けてまっしぐらです。
誰が死ぬかわかりません。シェリルも対象外ではありません。
いや、ここからアルシェリエンドにしても、風呂敷をしまいきれなくなってしまったというだけなのですが(心境的な問題)
アルトの成長が、シェリルの変化に追いつけないのですよ。たぶん・・・・ええ、ずっと。
シェリルをアーティストと女の子を両立させたまま付き合っていくのって、包容力が必要か、匹敵するぐらいの自我(Ego)が必要で。
逃げ続けたアルトに、そこまで成長してもらうのは無理かなと。
どう転ぶかわかんない状態に戻して、好き勝手描いて、その上でなるようになれという回答です。
と、こう書いたら、恐ろしい勢いで筆が進み始めました。
次のシーン全部書き直し中。アーティストのシェリル・ノームが全快になる予定ですw
プロとしての我侭は書いていて楽しい。
誰が死ぬかわかりません。シェリルも対象外ではありません。
いや、ここからアルシェリエンドにしても、風呂敷をしまいきれなくなってしまったというだけなのですが(心境的な問題)
アルトの成長が、シェリルの変化に追いつけないのですよ。たぶん・・・・ええ、ずっと。
シェリルをアーティストと女の子を両立させたまま付き合っていくのって、包容力が必要か、匹敵するぐらいの自我(Ego)が必要で。
逃げ続けたアルトに、そこまで成長してもらうのは無理かなと。
どう転ぶかわかんない状態に戻して、好き勝手描いて、その上でなるようになれという回答です。
と、こう書いたら、恐ろしい勢いで筆が進み始めました。
次のシーン全部書き直し中。アーティストのシェリル・ノームが全快になる予定ですw
プロとしての我侭は書いていて楽しい。