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MFS -MacrossFrontierShortnovels

マクロスフロンティア(以降マクロスF)の二次創作のBlogです。

実在の人物団体に関係はありません。



Sorry.Written only Japanese!!

おかしい。おかしい。おかしい。
今週末といったのに原稿が出来ている。小人でもいたのだろうか?

というわけで一気に後編が出来ました。

この辺の展開とか色々と先に考えてあったので書くのはすごく楽でした。

無線でいちゃつく二人をたしなめるルカ。穏やかでない一人(これだけのりで追加)
クランをパイロットに選ぶ大人気ないSMSの面子。オズマがのらないのは中年だから…じゃなくて軽いクランのほうが有利だから(ルカがのらないのは勝つよりも参加する方に意義があると思っているから)
さりげなくミスマクロスに優勝してアルトに近づこうとして失敗するランカ。

このへんが先にしーんとして浮かんでました。
すごいよ、オズマ。大人気なさでは一番じゃないかと思う。

こー、でも、書いてて楽しかった。
もっと勉強したらもう一度書きたいネタです。やっぱし、この辺は知識不足が文章力にもろに直結します(あと眠気が・・・)

次回は多分きっと、AFです。ええ、そのつもりで書きます。明日。

それではおやすみなさーい。

BGM:にんじんらぶゆーいぇ~

 大会当日。蒼穹の空に純白の翼。LAIから横流ししてもらった資材を元に、SMSの作業チームをなだめすかして組み立てた機体。出来は控えめに言って最高だった。
「アルト。勝ちに行くわよっ!」
「なんでお前が一番元気なんだよ……」
「勝負と聞いて私が黙っていられると思う? このシェリル・ノームが」
「思わない」
「わかってるじゃない。だ・か・ら。全力で勝ちに行くわよ? 蹴散らしてきなさい!」
「はいはい、わかりましたよ……っと、もうスタンバイの時間だ。シェリル、Exギアのチェックに入ってくれ」
「わかったわ。……コンディション・グリーングラウンドコントロールとの通信設定もOK……アルト、先に行ってまってるわよ」
「まかせる。作業班。機体の搬入と組み立てを頼む!!」
 そして、10分後。舞台の上にアルトとシェリルはいた。
「こちらグラウンド1。スカイ1、スカイ2。僕の無線が聞こえますか?」
「こちらスカイ1。グラウンド1。問題ない」
「こちらスカイ2。グラウンド1。こうして無線で聞くとずいぶんと印象が違うのね?」
「グラウンド1よりスカイ1へ。離陸シークエンスを開始してください。スカイ2はスカイ1が離陸した後に離陸シークエンスへ。その後スカイ1の誘導をお願いします」
「スカイ1。了解。離陸シークエンスに入る」
「スカイ2.了解。北北西の風風速5m。良い風よ、アルト飛んじゃいなさい!!」
 シェリルの声に応えるかのようにカタパルトの勢いを利用して離陸シークエンスを開始するアルト。一瞬で滑走路を使い切り、風に乗る。
「グラウンド1.スカイ2。離陸を開始してください」
「了解!! さぁて、いくわよぉ~~っ!!」
 アルトを追いかけるかのように飛び立つシェリル。二人の離陸を見届け、リラックスするルカ。ルカにとっての勝負はほとんど終わり、後は二人の腕にかかっていた。
「ねぇ、アルト。こうして飛んでいると、美星で一緒に飛んだときを思い出さない?」
「シェリル、お前無線で何を言い出す! あの時とはずいぶんと違うだろうが。っていうか、俺は今操縦で必死なんだ、それをわかってくれ!!」
 なれない操縦に必死の形相で取り組むアルト。VF25とは違う、自前の動力を持たないグライダー。風の読み違え一つですぐに失速しかねない。
 それをわかっているのかわかっていないのか、シェリルはそのまま言葉をつむぐ。
「あの時見た夕日もすてきだったけど、青空に包まれるのも良いわね。アルトが空バカになったのもうなづけるかも」
「言ってろ」
「あら、つれないのね。……前方1時の方向に積乱雲を発見、そちらに進路を変更したほうがよさそうね」
「だな、そちらに向かうか」
 完全に二人の世界を築き上げる。ルカが遠慮がちに無線を飛ばす。
「こちらグラウンド1。お二人は忘れているかもしれませんが、この無線は放送で流されています。……もう遅いとは思いますけど、皆さんにばれてますよ」
「……っ。早く言え!!」
「……っ。早く言ってよ!」
 期せずして、返事がはもる二人。
 会場では三人の無線通話に笑っている人が多数。笑えない人が一人。
 そうしている間にもグライダーは飛距離を伸ばし、積乱雲のふもとまで近づく。積乱雲の上昇気流を利用してさらに飛距離を上そうとしたところで、急激なスコールに襲われた、重たい雨に打たれてみるみるうちに速度を落とすグライダー。必死にバンクをし、スコールの圏内から逃れようとするもそれはかなわず。水面へと落下していった。

「落ちた……か。それでも、おそらくは最長不倒だろう、これなら」
 自信ありげに笑みを浮かべるアルト。そこに無線が入る」
「ごめんねあると、あそこで私がスコールの発生に気が付いていれば……」
 珍しくしおらしげな声。それに対してワラって応える。
「そんなしおらしい声を出すなって。お前が悪いんじゃない・立て直せなかった俺が悪いんだから。ほら、迎えに来てくれ。俺一人じゃ帰れない」
「アルトの癖に、慰めるなんて……100年早いわよ?」
 そういいながらアルトを抱えるシェリル。Exギアの推力で水面からアルトを引っ張り出す。
「これで……あの時とまったく同じね。立場は逆だけど」
 そうあるとの耳元でささやく。アルトは笑いながらそうだなと答えて、二人は会場へと戻っていった。

「お前たち良くぞあそこまで跳んで行った。だがな、勝つのはわれわれだっ!!」
 会場で待っていたのはパイロットスーツに身を包んだクランとExギアに身を包んだオズマ、疲れ果てた顔のキャシーだった。
「えーっと……隊長。これは?」
「バカもんっ!! SMSも参加するといっただろうがっ!!」
 そういえばそうだったと、いまさらながらに思い出す。そういえば参加するんだっけか。
「お前らにしては良くやったと言いたいが、俺たちも負けるつもりはない。負けても悔しがるなよ?」
 腕組みをして自信たっぷりに答えるオズマ。そして後ろに見える気体は。

 控えめに言っても美しかった。

 空を飛ぶという意識を絵に描いたような流線型の機体。空力を明らかに意識した後退翼。思わずつばを飲んでしまうほどに、その機体は美しかった。

「アルト、今日はお前に本当の空の飛び方を教えてやる。観ておけよ」

 そういって離陸シークエンスに入るSMSチーム。
 カタパルトの加速を利用し、急激に空へと舞い上がっていくグライダー。
 そして、急降下の速度を利用し、水面ぎりぎりをすべるように飛んでいく飛行機。
 コンテストの会場は凪いでいる海域。だからこそ、水面効果を利用して、飛距離を伸ばすグライダー、その美しく飛ぶさまを身ながら、悔しくもすっきりした思いをする。

「あれなら……負けても仕方ないか」
 行った瞬間にスネを蹴られた。横には悔しそうな顔のシェリル。勝つ気だったらしい。
「……やっぱり私のせいじゃない。私が読み違えなければ、もっと飛距離を伸ばせたんだし」
 つぶやく彼女の頭をくしゃくしゃとなでながら今日の思いを告げる。
「そういうこと言うなって、お前がいたから飛べたんだ。次勝てば良いさ」
 本気でそう思う。今日は空を飛べた。その感動はガリア4で飛んだときに勝るとも劣らない気持ちだった。

 結果、SMSチームが大人気なく優勝。勝利したオズマはミス・マクロスに輝いたランカと一緒の写真を撮ることになったのだった。
おかしい。おかしい。おかしい。
これぐらいの文字数で飛ぶところまで終わらせる予定だったのに。
なんで大会にまでたどり着けなかったんだろう。おかしい。空を既に飛んでいるはずだったのに。
飛べないアルトなんてただの美形だ。女形か。

いや、ほんとすいません。口げんかを遊んでいたら、文字数が加速度的に増えました。
この二人は口げんかを始めるといちゃつきはじめてとまらない模様です。

書いてて楽しいから良いんですけどね。

この後二人は飛びます。飛びます。

シェリルのExギアで飛んでいる姿は似合わないだろうなーと思いつつも。書きたいのでしかたありません。アルトがバカみたいに飛んでいるところが。

今回書き始めた動機は凄く単純で。原始的な翼で飛びたいという気持ちです。
リニアカタパルトで射出してみたいという気持ちもあるのですが、それは中の人死に掛けるのでやめて。
VF25だとね。頭の中では弾道飛行なんですよ。風を切って飛んでいても、風に乗って飛んでいるわけではないんですよ。
それでは空の楽しみ方も半分だし、宇宙と差がないよと。

AFの空戦でも若干やりましたが(撃沈しましたが)空気のあるところとないところの飛び方は明らかに違います。
VF25クラスですと空気抵抗によるダメージが無視出来ないレベルになりますし、空気を利用した、気象条件を利用した、そのほか色々と利用した飛び方が出来るわけです。

その辺が知りたい人はスカイクロラをどうぞ。あれは空を飛ぶという夢がつまってます。

後編は書き終わったらアップします。今週末ぐらいかな?

ではでは、読んでくださった方ありがとうございます。おかげで小説のジャンルで100位以内に入りました。
個人的にはそろそろ胃が痛いです。ちまちまとした隅っこサイトで良いと思うんです。好きな人がたまに来てくれれば良いかなーと。

そんな高等遊民的な生き方を望みますが、更新は頑張っていきたいと思います。それではありがとうございました!