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MFS -MacrossFrontierShortnovels

マクロスフロンティア(以降マクロスF)の二次創作のBlogです。

実在の人物団体に関係はありません。



Sorry.Written only Japanese!!

ランカ大爆発です。ええ、そういう回です。本当はキスシーンとかいれようと思っていましたが文字数の都合でそのエピソードを丸ごと削りました。

ひたすら長いし、話は重いし。これでキスシーンとか入れるとさらに長い上に茹蛸に筆者がなるので、さけました。

ランカは精神的に調子を崩しています。そううつ気味です。
これはあの若さであれだけの責任負わされて逃げ出して責められて、となったら普通そうなります。
そのフォローのためにも女性部隊であるピクシー小隊が割り振られていたわけです。
それでも罪の意識は消えないでしょう。償えば言いと本編でブレラは言いましたが、何を持って償いとするのでしょう?
人の死を償うにはどうすればいいのでしょう。これは本編では語られなかった(あるいは決して語ることの出来ない)ことですが、本編終了後ランカはそれに向き合うはずです。そして、直面させられるはずです。

それを解決する方法として安易な救済(保管個体の復活)を提示したところで、実は筆が止まりました。
この選択をYesとするかNoとするか。そうとうな葛藤がありました。ミシェル好きなので(笑)

ただ文章の中でアルトが選択したように、死者を死者のまま眠らせることにしました。

Rest In Peaceというやつです。

これでランカの葛藤もいくつか解決した気がします。
過失を罪というのであれば、余分な罪を背負わせているだけなのだと。
でも、それでも償いたいなら幸せになるべきなのだと。
他人を幸せにし、自分も幸せであること。それが本来の意味での償いだと。

あのシーンのアルトは自分の中で歴代最高のかっこよさです。今後もあれをしのげないのではないかと(笑)

で、たね明かし。AI Centralはあい君のことでした。うん。タイトルなんてそんなものですよ、きっと。

バジュラクイーンの志望とそれによるプロトコルのダイナミクスな変動はかならず書くつもりでしたが、今後バジュラは相当困るでしょう。
0タイム通信で個体差を埋めてきたわけですが個体差が激しい人間という種族と交わることで、バジュラ側にも個体差が生まれるわけです。
全体総和と部分総和の食い違いが群体生命の面白いところだと思っているのですが、それを加速度的にすすめるわけです。

SF的には、これだけで小説一本いける美味しさです。マクロスでははしっこの刺身のつまですが。

さて、この回について書きたいことを書き続けると今後について暴露してしまいそうなので、もう次回予告に。

次回 Flow Work 新天地の歌 宇宙に響き渡る。
 待ち合わせはグリフィスの丘。現時刻は0810。
 まわりには朝早くから墓参りに来ている人たちと、ベンチで腰掛けて本を読んでいる帽子を被った人。
 要するに平和な朝だった。ランカが待ち合わせに遅刻している以外は。
「ったく、待ち合わせに遅れるとか、どこぞの女王様の真似かよ。しょうがねぇなぁ……」
 多少ぶっきらぼうに呟きながら頭をかく。ランカのことだから何か理由があるに違いない。そう信じて待ちつづける。
 ふとケイタイが震えていることに気が付く。マナーモードにしていたから気が付かなかった。
 見るとメールの着信が三件。全部ランカからのメール。

 一件目は0730。待ち合わせ場所に到着。まってますとのこと。
 二件目は0745。ちょっと待ち合わせ場所から外れますとのこと。
 三件目は0810。待ち合わせ場所にいます。帽子を被ってベンチにいますとのこと

 慌てて振り向き、ベンチに座っている人物を探す。
 そこにランカはいた。帽子のつばの下からこっちに視線を向ける。そのおどおどした仕草に昔を思い出して、しょうがないやつだという感じで近づく。

「どうしたんだ、ランカ。こっちに気が付いてるなら話しかけてくれ……っ! どうしたっ!!」

 近づいた彼女の眼は赤く腫れていた。まるで泣いた後のように。

「ううん。なんでもないの。ちょっと……言われただけだから」
「ちょっとで、そんな風になるわけないだろ。何をされたんだ?」
「ううん! ほんとうに言われただけなの。……お前のせいで家族が死んだんだぞって」
 その言葉に息を呑む。その為の変装か。ランカ・リーだって気が付かれないための。
 何も言えずにいるとランカは立ち上がり、いこ? って行って手を引いてくれた。
 出来れば謝りたかったが謝ればさらに傷つけるのがわかって何もいえなかった。

 メトロに乗り場所を変え、郊外に出る。誰もいない、見晴らしの良い空間に出る。

「今回、護衛がピクシー小隊からスカル小隊に変わった理由はね。バジュラのクイーンがもう少しで死んじゃうの」
 ランカが淋しそうな顔でそう言いはじめた。
「で、あのグレートネストまで上がらないといけないんだけど、ピクシー小隊ってクァドラン・レアでしょ? だから私を乗せて護衛するにはバルキリーのほうが向いているからって、お兄ちゃん……オズマお兄ちゃんがね、そういって今の期間だけ、交代することにしたの」
 悲しい声で次々と事実を告げていく。
「でもね。アルト君が来てくれるとは思ってなかったの。……困っているときはいつも来てくれるね。ありがとう、アルト君」
 泣きはらした後の赤い目で、そういわれる。俺が選んだことじゃない、と告げたくても告げることも出来ず、返事が出来ずにいるとランカはそのまま言葉を続ける。
「でも、よくシェリルさんを説得できたよね~~。いくら統合軍の作戦でも、シェリル・ノームの言うことが聞けないの、って言いながら無理やりにでも連れて行きそうなのに」
 シェリルの声まねをしながら、ちょっと楽しそうに言う。
「何はともあれ、作戦行動の間だけだけど、よろしくお願いします。アルト大尉」
 そういってランカはおどけた敬礼をする。ああ、と頷いて返礼をする。

「で、今後の予定は?」
 護衛としての基本。今後のスケジュールの把握。
「できれば早めにグレートネストに昇って、バジュラクイーンの元に行きたいかな? 彼女にもアルト君を紹介したいし」
「紹介って、お前。俺はクイーンの頭を落とした張本人で……」
「でも、そうしなければクイーンはずっとグレイスさんに操られたままだったでしょ? 大丈夫。その辺の話はしてあるから。ねっ、早く行こう?」
 そういってせかしてくる。しかしあっちはバジュラの専用地域だから宿泊施設とかなにもないわけで準備しないといけないんじゃないか?
 SMSにコール。野営装備の準備を告げるとともに補給の準備を要請する。
「ランカ。準備は昼過ぎには終わるそうだ。それからVF25でグレートネストまで行く。で、ランカはそこで彼らに野営をどこでして良いか聞いて、野営の準備。それで行こう」
「手際が良いね、アルト君。誰かさんのせいで慣らされた?」
「バカ。これぐらい基本だ。一応小隊長だしな。これぐらい出来るさ」
 気負いもなく告げる。
「さてと、昼過ぎまでかかるって言うことは、どこかで早めのお昼を取って、それから昇るか」
 背伸びしながら、気軽に言う。
「そうだね。……じゃぁ、NewFormoいこうっか。たしか降下半年感謝バーゲンしてるって言うし」
「そっか、もうそんなのがやってるころなのか。じゃぁ、いってみないとな」
「うんっ! そうしようっ!」
 嬉しそうに微笑むランカがどこか儚く見えた。

 NewFormo-商業活動が開催されて一番最初に出来たショッピングモール。失われたアイランド3にあったFormoをそのまま再現したようなショッピングモール。懐かしい気持ちでモール内を歩く。

「へぇ……商業活動を再開してあまり立っていないって言うのに、すごい活気だな」
「アルト君。逆だよ。みーんなずっと我慢してきたから、思いっきりお仕事したいんだよ。私だって娘々で働きたいなーって思うときあるし」
「で、皿を落として店長にしかられるって?」
「も~~っ! そんなことしませんっ!! ……アルト君のいじわるぅ~~」
「ははっ、すまんすまん。だけど、元気出してくれてよかったよ」
 そういった瞬間にランカの動きが止まった。
「アルト君……気を使わせちゃった?」
 上目遣いで見つめてくる。だから、こう言い返してやった。
「ぜ~んぜん。まったく、これっぽっちも? あれだ。俺が楽しみたかったから、来ているんだし、それでお前も楽しいなら二重の意味で良いだろ? そういうことだよ」
 そういって気遣ってやった。その言葉に嬉しそうに微笑むと被っていた帽子を深く被りなおす。どうやら髪の毛が勝手に動いたらしい。
「……っと。そろそろご飯を食べないと時間がなくなるぞ。どこかお勧めはあるか?」
「え~っとねぇ、この間ナナちゃんに聞いたお勧めの店が、確かこっちに……あった!」
 お勧めの店というのは確かにナナセの好きそうな店だった。そこで二人で食事をしているとランカが急に凄いことを言い出した。
「私ね……こうしてデートするの夢だったの。夢がかなってうれしいなぁ」
 思わずむせかけた。大丈夫、と差し出された水を一気に飲み干して言い返す。
「あのなぁ、お前だって可愛いんだから、恋人なんてすぐ出来るだろ?」
 その言葉にランカは首を左右に振る。
「ううん。私はいっぱい悪いことをしたから、その償いが終わるまでは、ね。それに本当に好きな人は誰かさんに取られちゃったから」
 そう呟く顔は、寂しいような仕方ないような。買って欲しかったものを買ってもらえなかったような子供のような顔をするランカの頭を帽子ごとなでる。
「な~に。それでもお前の仲間はたくさんいるだろ? 俺にオズマ隊長に、ブレラも、ナナセもルカも……それにシェリルも」
「だよね。私って恵まれてるよね」
「言ってろ。お前には幸せになる権利があるんだよ。それは誰にも妨げられることのない権利として。償いはするにしても、それはお前が不幸になって良いことと同じ意味じゃない。お前も幸せで償う相手も幸せになる。そういう道を選べ」
「アルト君……ありがとう」
「礼を言われるほどのことじゃない。俺だってお前の歌には何度も助けてもらっているんだから」
「うん。でも、言わせて。ありがとう」
 そして、最大級の爆弾発言をしてきた。
「でね……今でも好きだよ、アルト君。シェリルさんに負けちゃったけど」
 だから、今日のデートはとっても嬉しいの、と本当に嬉しそうにランカは語った。

 その後は結局何を話したか覚えてない。気が付いたらグレートネストにいて、気が付いたらバジュラクイーンの前にいた。

 見上げても一番上が見えないほどの大きさ。周りには多くのバジュラたち。
 耳元のフォールドクォーツが彼らのプロトコルを訳して伝えてくれている。
 これは鎮魂歌なのだと。死に行く彼女を看取るための儀式。そして新たな女王を迎えるための儀式。
 その荘厳なさまに見とれていると、袖を握り締められた。ランカだ。
「ごめんね。でも、後ちょっとだけこうさせて。フォールド波にあてられちゃって」
 無理もない。フォールド波が観測装置なしでも、あると分かるんだから、それを感じ取る能力があるランカにはつらいだろう。頷いて、もう一度見上げると不意にあの頭痛が襲った。その強烈な痛みで意識が闇の中に飲み込まれていった……。

 再び目を覚ますと、膝枕をされているようだった。膝枕をしてくれている女性は泣いているようで寝ぼけた頭のままで大丈夫だよシェリル、と呟いてそのまま抱き寄せた、ところで思いっきり目が覚めた。
 シェリルのはずはない。誰だ!
 目の前には顔を真っ赤にしたランカがいた。
 ごめん、といって目をそらす。すごくいたたまれない。
 話題をそらしてくれたのか、ランカが伝えてくる。女王が死んだ瞬間に俺が倒れたということ。今は新しい女王選定のための猶予期間だということを。
 そういったことを伝えてくれている間に、一匹のバジュラがちかよってくる。ランカがそちらの方に向かって頷いて、決まったんだね、といった。
「決まったのか?」
「うん。新しい女王が決まって今から羽化するから来て欲しいって。新しい女王たっての頼みだって。……行こう?」
 頷いて先に立ち上がり、手を差し伸べる。その手を取ってランカは立ち上がり、奥の方へと向かっていった。

 奥では何体かのバジュラがいて、その最奥にはさなぎがあった。

 俺たちが到着すると、さなぎは身震いし亀裂が入った。

 その中から現れたのは白いバジュラ。あのクイーンをそのまま小さくしたかのような姿だった。

「やっぱり君が女王になったんだね、あい君。最近みんなが騒いでたから、もしかしてとは思っていたけど……」
 あい君? と思わず声にだしていた。ランカはうなづくと、説明してくれた。
 人間側がバジュラとの共存を必死で考えているように、バジュラ側も人間との共存を考えていたこと。そのためには人間に近い個体が必要であり、それがあい君であったこと。
 同時にこれはバジュラにしてみれば大きな賭けであるということ。
 本来個を持たないはずのバジュラに個を持つあい君を中心に添えるということ。その二律背反がどのように動くかはわからないけど、それでもバジュラたちは決意をしたということ。多くの人間を殺した罪を償うために。新しく始めるために。

「そこまで、してくれるというのか。多くを殺されたのはバジュラ側だって同じなのに……」
「うん……それでも、したかったんだって。人がそれぞれ個を持つなら、個を殺した数で考えるべきだって。それと同時に保管に成功した個体は出来る限り、元の形状にして戻すって」
「元の形状に?」
「うん……ミシェル君とか。バジュラ側が保管してたって。人間を知るために」
 その言葉にとんでもない衝撃を受ける。ミシェルがバジュラに? 保管されていた?
「それってミシェルが生きている……」
「……っていうわけじゃないの。構造の保管はしてあるけど、同一性の保管はしていないって。だから、目覚めた個体が前と同じ個体である保障は出来ないって。人が個々で違うなんて思ってなかったから」
 それでも生きているべきだと思う? と問いかけてくる。
 誰にも答えが出せない問題だ。もし、自分が自分ではない自分であったら。
「……ポール・ワイスの思考実験か。失われたものが何であるか」
「うん……でも、でもっ。生きてさえくれれば、それもありなのかなぁって……」
 うつむいたまま呟く。多くの人が死んだことを罪に思っているのだろう。一つ質問をする。
「それで生き返る人の数は何人ぐらいなんだ?」
「157人だって。生命を維持できそうなレベルの人たちは」
 その言葉で決意を固めた。
「なら、生き返るのはなしだ。失われたものを抱えて生きていくことを放棄してはいけない。バジュラに殺されたのはただの過失であり、そこまでバジュラたちが抱えるべき問題ではない」
「でも、ミシェル君がっ!」
「ミシェルは死んだんだ。生き返る可能性があるにしても。……死んだんだ」
 拳を強く握り締める。ミシェルならわかってくれると信じて。
 死者のために生きるのではなく、生者のために生きる道を選ぶということを。
「アルト君……」
「ミシェルもわかってくれるさ。俺がこの選択をしたということを。それにランカ。お前にも言えることなんだぞ」
「私にも?」
「そう、お前の歌で人が救えなかったことはお前の罪ではない。ランカの歌はたしかにバジュラを抑える効果があった。だけど、一番罪を背負うべきなのは、それに頼りきりになった俺たちだ」
「アルト君」
「お前の罪の意識はこれぐらいじゃ消えないかもしれない。だけど、そこまで抱え込んで生きていくべきじゃないんだ。ミシェルがもしも、生きていたらこう言うぜ。美しいお嬢さんに涙は似合わないよ、って」
 言いながら思わず笑みを浮かべる。ミシェルなら間違いなく言うな、と。
 ランカは手を強く握り締めて震えている。その頭をそっとなでてあげて、残りの思いを告げる。
「だからといって、フロンティアの人たちがその罪に気が付くには時間がかかるかもしれない。だから、他の船や星に行ってみるのもありなんじゃないか?」
 えっ? っと驚いた顔に微笑みかける。シェリルのツアーについていった先々でのランカの評価はフロンティアのようなものじゃないということ。もしかしたら新天地が見つかるかもしれないということ。
 そういうことを言い続けていると不意に声がした。
「ランカ。ようやく話せるようになりました」
 声のしたほうを見るとクイーンがいた。あまりにも驚きすぎて、声も出ない。
 隣ではランカが同じように驚いている。それはそうだろう。今までフォールド波でだけ会話していた相手が、急にしゃべりだしたのだから。
「私たちは会話する機能を人間への最親体にだけ付与することになりました。地表の個体も次の脱皮で会話する機能を持つでしょう」
 あっけにとられているのを尻目にどんどんとしゃべっていく。
「アルトの意見には私も賛同です。ランカと直接しゃべる機会は減りますが、ランカはここから離れた方が安全です」
「あい君……」
 そうしている間にケイタイがなる。オズマ隊長からだ。気が付けば定時連絡の時間を大幅に過ぎていた。
 バジュラクイーンの交代が無事に終了したことを告げると、隊長は固い面持ちで頷いた後、重大な発言をした。
「都市部に交流のために残っていたバジュラたちなんだが、脱皮をした後に言葉を話し始めた。そのために政府は大混乱だ。だから、地表での騒ぎが落ち着くまでグレートネストで待機していろ。お前がランカを護れ」
 唖然とした。不思議そうな顔で見るランカとクイーン。
 今夜はここに泊まることになりそうだと告げると、クイーンは無機質に「それはうれしい」と言い、ランカは固まっていた。目の前で手を振ると硬直が解けたようで、一気にまくしたててくる。
「え、それっておにいちゃんから? っていうか、男女が二人で一つ屋根のしたってそうとうヤバイと思うんですけど、お兄ちゃん的にはどうなんですかっ、っていうかアルト君はそれで言いの? 一応野営設備はあるけど、なんで、どうして。何がどうなってるのっ!」
 肩で息をしているランカ。それがおかしくて、さっきまでの悩みがウソみたいに吹き飛んだ。
「地上でもバジュラがしゃべり始めたんだとさ。それで政府は大混乱。そこで混乱が収まるまでは現地で待機。そういうことだよ。隊長的にも苦渋の決断じゃないのかな?」
「そっかぁ……もうみんなしゃべり始めたんだ。どうなるのかなぁ」
「それはわからないな」
「えっ?」
「未来がどんな風になるか、わかっていてたまるか。わからないこそ、人は薦めるんだ。絶望も希望も全てを抱えて」
 言いながら、昔を思い出す。俺がまだふてくされていた頃。あのころにランカとした会話を。
 ランカも思い出したのか、笑顔になる。昔を思い出す音って。
「そうだな。俺たちも、ここからがスタートだ」
「そうだね。ここからがスタートライン。シェリルさんには負けないんだからっ!」
 なんでそこでシェリルの名前が出る。
「私ね。アルト君のことが好き。シェリルさんから奪いたいほど。いつか振り向かせてあげるからね。それまではシェリルさんの元にいて?」
 無邪気に笑う。俺とシェリルは……それは今言うべきことじゃないか。
「ああ、そうするよ。シェリルの元でまっている」
「うん。そうして。シェリルさんなら、アルト君を任せられるもの」
「ひでぇな。俺は信用なしかよ」
「うん。だってアルト君は女性にはだれかれなく優しいし? いじわるだけど、優しいから」
 そういって笑い続ける。

 夜は瞬く間に過ぎた。少しだけ残る頭痛とともに。
続きを書いているのは良いのですが、本題に入らない、入らない。
テーマの展開とかしたくても、その前に文字数が増えすぎている。
会話が多いと自然に文字数が増えます。第一回のbパートの短さがウソのよう。
勝手に筆が進んで物語が進みません。

タイトルの・・・タイトルの意味をちゃんと満たせるのか?

そう思いながらどきどきしつつかいてます。多分いけるさ。最大のボリュームになる覚悟さえすれば。

早ければ今晩にでも公開できると思います。この執筆速度は我ながらどうかと思いつつ。
フロンティア検索におちおち更新情報も出せません(あれかくとアクセス増えすぎるので)

今日は天気がよかったのになぁ・・・なんでずっと書いてるんだろ。