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MFS -MacrossFrontierShortnovels

マクロスフロンティア(以降マクロスF)の二次創作のBlogです。

実在の人物団体に関係はありません。



Sorry.Written only Japanese!!

なんとか完成いたしました。難航しました。
シーン的には予想通りだったのですが、伽羅の動かないこと動かないこと。おかげでランカ大活躍です。こういう状況ならアルトもランカになびくかもと思ってます。
この状況のあるとはシェリルのことしか考えてないわけですが。

ミシェルの死を受け入れておいて、自分の死に悩みます。
ぶっちゃけどうよと思うのですが、そのどちらも正しいのだと思います。
苦しくてもあがき続ける道を選ぶ。それも生き方として有田と思っています。

シェリルは気高く生きる道を選びました。
アルトはかっこ悪くても目的を達成するために地べたを這いずり回る道を選びました。

この二つの道は、個人的には同じ道かなと思っています。
自分の信じる道に目的を、誇りを抱けるなら、気高くても地べたを這いずり回ろうとも、惨めに涙を流そうとも。
それでも、選んだ道を生きられるなら幸せだと思うので。

ようやく舞台がそろってきて起承転結2番目が終わろうとしています。
はたして、はたして激情版公開には間に合うのか? がんばれ、じぶん。まだ半分以上あるぞ!

強、最終話の構想が浮かんで(途中はすっ飛ばして)、その中にアルトが出てこなかったことにびっくりしたゆうよりでした。
次回予告を忘れるところだった・・・

次回 Grand Mother's Episodes 追憶の歌 静寂に溶ける
「早乙女アルト。ただいま帰還しました!!」
 敬礼し、期間の挨拶を済ませる。隣にはランカとブレラ。
 我ながら珍しい組み合わせだと思う。特に俺とブレラが一緒にいるなんていうことはあの戦いのとき依頼のような気がする。
「よく戻ったなアルト。それにランカも……っと、ブレラは聞いている。ようこそSMSへ、歓迎する」
 そうオズマ艦長はいつもどおりの適当な挨拶をする。

「で、だ。アルト。お前は早速カナリアのところに行って来い。頭痛がひどいんだろ?」
 そう促される。横を見るとランカが申し訳なさそうな顔をしてみている。
 どうやらランカがオズマ艦長にメールしたらしい。公私混同もはなはだしいが、それだけ心配しているんだおわかって、仕方ないな、という気持ちになる。
「わかりました。それではカナリア大尉の元へ向かいます」
 再度敬礼し、その場を離れる。言って濃いと声をかけるその顔は既にオズマ艦長ではなく、ランカのお兄ちゃんの顔になっていたのは……つっこめなかった。

「血液検査の結果によると、V型感染症だな。血液中にも毒素が回ってきていることから症状はおそらく末期。シェリル・ノームの奇跡以来V型感染症は腸などに定着するようになっていたが、お前の場合は頭部に定着しているようだ。そして毒素を出し始めている。……言い残すことはあるか?」
 率直に死ぬのだと告げられた。
 のどが渇いて声が出ない、今まで多くの舞台で緊張もしてきたし、戦場では死も覚悟してきたが、それとは違い必ず死ぬのだという事実に、考えが言葉になる前に消え去っていく。
 それを見てとったカナリア大尉が肩を叩き退出を促す。
 思考が何も言葉にならないまま、部屋に戻る。うまく息が出来ない。

 そうして喘いでいると、ドアをノックする音がした。
 入ってきたのはオズマ艦長とランカ。たぶんカナリア大尉からの報告が言ったんだろう。
「話は聞いた。アルト。船を降りるか?」
 残酷な、至極まっとうな意見を言われる。何も言えずに黙っているとそのままオズマは説明を続ける。
「病人には船を降りてもらうのが決まりだ。だが、お前が望むなら、黙っておくこともできる。治療に関してはルカとランカがカナリアのサポートに回る。死ぬ最後のときまで、空を飛ぶことについては可能だ。だから、お前の判断に任せるし、その責任は俺が全部取る。その上で選べ、アルト。お前は空を飛ぶのか地上に降りるのか」
 そう語る目には何も感情を浮かべていない、いや感情を殺している。
 死に行くものに生きているものが感情を交えるべきではないと、多くの死を見てきたものだけが浮かべられる表情だった。
「俺は……俺は……っ」
 感情が言葉に出来ず、したいことを告げられない。
 もどかしさに、悔しさに、視界がにじむ。その中で手にそっと感触があった。
「アルト君……急がなくても良いよ。大事な気持ちは逃げないから」
 ランカだった。その言葉に落ち着きを取り戻し、伝えたい言葉が出る。
「俺は生きたいです。生きて、空を飛びたいです」
 そう、死ぬとしても。生きて、空を飛んで、そして、シェリルの元にたどり着きたい。死ぬのなら、その前に一度だけ彼女に伝えたい。愛してると。
 拒絶されたとしても、俺の気持ちは変わらないのだから。
 隣を見ると涙目でランカがうなづいていた。
「わかった。では、この件に関しては緘口令を敷く。ただし、関係者および、お前の親族には連絡させてもらう。それ以外の人間に対して情報が漏れた場合は、相応の処罰を下す。ランカもわかっているな」
 涙目のままランカは強くうなづく。
「アルト、お前は病人だ。体調管理には十分に気をつけろ。お前もこれから中隊長として隊を預かる身になる。ルカがサポートに回るから、少しでも体調が悪いと感じたならルカに変われ。表向きの理由として、おまえ自身を俺の副官に任命して、俺のバックアップもしてもらうことにしておく。本当にやってもらうことだが、そういう理由で後方待機を必然性を持たせておく。うまくその理由を使え」
 そして、たいちょ……艦長は言葉を続ける。
「それとお前とルカには今から作戦立案のための書類作成を命じる。その間に精密検査をして来い。いいな」
 完全に公私混同した上で仕事をする上で必要なことも達成できるような行動を指示する。この辺はまだまだ勝てないなと思いながら、了解しましたと敬礼をする。

 指示の通りにルカと落ち合い、作戦立案に必要な資料を集めながら、精密検査を済ませる。
 V型感染症に関してはカナリア大尉の言うとおりに症状は末期。余命は通常で三ヶ月。投薬によって伸ばすことは出来るが延命でしかないということ、そして、根本的な治療法方は確立されていないことが判明した。
 作戦立案に関しては、ブレラから貰った情報および統合軍地球支部からの情報を元に立案をする。といっても一個大隊規模の軍隊が出来ることには限度がある。
 それよりも、地球支部からの情報にシェリルの名前がないかと探し続けていた。
 見つけたのは一行。ギャラクシーに想定される戦力としてバジュラが入っているということ。その対処方法として歌姫の力を使うこと、だった。
 合流までの一ヶ月。これなら可能性はある。

 そうして、俺は空を飛ぶために、しばらくの間空を飛べない不自由を選んだ。
偽りの歌姫が公開されてしまうと使えなくなるネタが多く出そうだから、今書いている連載とかあったら、今のうちに全部書き終えておかないと悲しい思いをするのか。

よし、がんばろう。とりあえず、起承転結の転のプロットまでは出来ている(結までいってない恐怖。どう終えるのか河森監督を見習って決めておかなかったら、大変なことになってきた。とりあえず規模は予想の三倍ぐらいになった)

さて、では明日休みなので今から眠気が襲ってくるまで書きます。早ければ今日中にScene7の両パート公開で。

よし、がんばろー!!


台風は台風でした。風が強いので自転車通勤には大変です。