ある晴れた昼下がり。修復も追えた美星学園の屋上で、皆と一緒に食事をしている。
アルトとは今日は行儀悪く(?)ルカ君から貰ったらしい音源を聞いている。
聞くのは良いけど、どうせなら私の歌を聞きなさい!!
……なんて、いえないままじーっと睨んでいると、アルトが急にこちらを向いて噴出した。
失礼な奴!!
「何よ、アルト。私の顔に何かついてるわけ?」
この間のときのように口元にご飯がついてないことを確認してから言う。
「いや、さ。これ……」
耳元を指差しながら腹を抱えて笑い出す。何を仕入れやがったコイツ。
慌ててアルトからいあほんを奪い取る。流れてくるのは私のデビュー曲。
……おかしいことないよね?
首を傾げてくるとアルトが、嬉しそうに(悪魔のように)顔をゆがめてこういった。
「もんちゅーん」
いきなり思い出す。え、あ、あれっ、まさかあれ? あれなの、あれ? もう記憶のかなたに放り込まれるどころかシュレッダーにかけて消し去ったはずの若き日の過ち!!
っていうか、どこから手に入れた!
慌てて、アルトの手元からポータブルプレーヤーを奪い取る。
こんなものなんてあるから!
思いっきり消す。その後屋上から投げ捨てようかと思ったけど、それだけは、勘弁してやる。
アルトに返してやると、私は菩薩のように微笑んで聞いてみる。
「で、アルト? どこから手にいれたの、それ? 生放送だったから一度しか流れてないはずよ」
話によるとフォールド断層に引っかかっていた放送が最近になって発掘されたらしい。
まったく、私のデビューの頃なんて。今聞いたら恥ずかしいじゃない!!
しばらくアルトにはからかわれそうなので、言った回数だけ復讐してやると誓うのだった。
-----あとがき風の何か
思い余って出来ました。これ。
ええ、シェリル本の焦ったシェリルと公式のあれとピンクモンスーンが混ざっただけのあれです。
言った回数だけ、どんな復讐をするの下記になるところです。
やはり矢三郎コレクションから屈指のあるとの濡れ場を流したりするのでしょうか?
シェリルさんならやりそうですよ。矢三郎さんはいつでも貸してくれそうだしw
ということでアップも終わったので寝ます。
明日の夜にはAF仕上げます。がんばります。まだ1/4しかかけてませんが、がんばります。
それではおやすみなさーい。