高小屋城跡 | 源行近のブログ

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山陰の戦国時代を郷土史レベルで研究しています。主に人物や城跡が中心です。

高小屋城は安来市広瀬町宇波という山間部に所在する城で、当地はタタラで栄えた地域です。
標高は268m

この地域は真木氏が領地としたと伝え、この城も真木氏が城主であったようです。


この城までは舗装された道を行き、途中にある鉄塔管理道を登ると20分程度で堀切まで到達できます。
堀切手前には北側に土塁を設けています。


土塁


堀切

堀切までは歩きやすいのですが、主郭からは笹の群生で歩行が妨げられます

西に向かって郭を連続させて一部に土塁を確認できます。規模は小さな城です。

土塁

真木氏はどんな一族であったのか良くわかってはいませんが、尼子経久の母は当地の出ともされています。