こんにちは。
ヒノモト社長 前川明寛です。
先日、
「いただきます みそをつくるこどもたち」
というドキュメンタリー映画を観てきました。
公式サイト
会場は鯖江文化の館
この映画の舞台は、福岡の高取保育園
この保育園の給食は玄米菜食です。
食材はすべて契約農家による
無農薬栽培の野菜や米を使っています。
給食で出される味噌汁の味噌は、
園児たちの手で作っています。
また、この保育園では、食育に力を入れています。
食べるということは、命をいただいているということ
材料を栽培している人に対する感謝
調理をしている人への感謝
これらをしっかり、園児たちに伝えています。
玄米菜食といっても、
肉の代わりに大豆食品を
多く摂っているようです。
味噌・納豆など、大豆のタンパクです。
園児たちは、玄米菜食の給食を
これでもかとおいしそうに平らげます。
全員、完食します。
園児の中にはアトピーで困っている子もいます。
半年以内には、すっかり良くなっています。
肉を食べないで、体格や体力は大丈夫か?
と心配しましたが・・・
しっかりとした体つきで、
身体能力もびっくりするほどすごいです。
鉄棒で逆上がりや後ろ周りもみんな元気にこなします。
150cmほどの高さの壁を、元気よくよじ登ります。
かけっこは早いのなんの!
その一方で、素直でお行儀が良い。
また、卒園式に元園児たちが訪問してきます。
みんな体つきがしっかりしていて、礼儀正しいのです。
この映画を観て感じたこと
食というのは、作った人の気持ちが伝わって
入り込むものだということを実感しました。
農家のおじさんがこんなことを言っていました。
「有機栽培は苦労ばっかりだけど、
子供たちがおいしそうに食べている姿を見て、
励まされています。」
給食担当の人も、
かわいい子供たちのために一生懸命作っています。
この愛情たっぷりの給食が、
子供たちの心や体を
立派に成長させているんだなと思いました。
いくら玄米菜食でも、
アトピーが半年で治ってしまうなんて、
すごいです。
食品には、作った人や販売する人の心が込められています。
営利目的だけで販売された食品ばかりを食べていると、
体だけでなく心も育たない。
良いものを食べてもらいたい
という想いで作られた食品を食べていると、
やはりおだやかな、でも元気な子になる。
永年この仕事にたずさわっていると、
このようなことを実感します。
この映画は、このことを証明してくれたのだと、思います。
またどこかで、
上映会があったのなら、
ぜひ観に行くことをお勧めします。
この上映会を企画・運営して下さった
スタッフの皆さんありがとうございました。
先週、ことぶきファームの田んぼを見てきました。
もうすぐ収穫です。
稲穂が風にゆられて、キラキラ輝いていました。
今年の夏は暑かったから、
美味しいお米ができるのではないかと
期待しています。
自然食品の店 ヒノモト
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