暑さ寒さも彼岸まで。
この言葉通りに、お彼岸を過ぎたら
すっかり涼しくなりました。
夜もぐっすり眠れるようになりました。
過ごしやすくなりましたよね。
こんにちは!
ヒノモト前川明寛です。
先日9月23日(金)に恒例の漢方講座を
開催しました。
その中で、特に印象に残った内容を
レポートします。
消化に悪い糖質が
元気の素
漢方講座レポート その1
腸の元気が健康の基本であることが
最近よく言われています。
腸内フローラ(腸内細菌のかたまり)の
中に、善玉菌と悪玉菌がいて、
善玉菌が優勢な状態が健康な腸を
維持するのに重要だということは、
多くの人が認めるところとなりました。
それでは、善玉菌(ビフィズス菌)の大好物は
何でしょうか?
それは、炭水化物(でんぷん)と食物繊維
です。
これは糖質ですが、砂糖と比べて組織が
大きくて複雑です。
分解して消化しやすい状態にするために、
腸内の善玉菌の力を
借りなくてはなりません。
そうすることで、善玉菌が増殖します。
※ちなみに、砂糖は単糖類と言って構造が非常に
単純です。善玉菌の力を借りなくても、
即吸収されてしまいます。
しかし、血糖値が急激に上昇し、
低血糖症の原因となり、
それを抑えるために体内のビタミンやミネラル
(特にカルシウム)を奪い、
不健康な状態にしてしまいます。
善玉菌がとりわけ大好きなのが米です。
特に玄米や分づき米は、
炭水化物(胚乳)
食物繊維(ぬか)
ビタミンB(胚芽) が豊富です。
ですから、米は腸内の善玉菌の大好物
なのです。
一方、悪玉菌の大好物は、
タンパク質です。
悪玉菌といっても、体に悪いわけでは
ありません。
たんぱく質を分解する役割を担っている
のが、悪玉菌なのです。
とりわけ悪玉菌が喜ぶのが
動物性たんぱく質(=肉)です。
肉を食べ過ぎると、悪玉菌が大喜び!
肉は組織が複雑なので悪玉菌が大活躍し、
一気に増殖し、勢力を拡大します。
※肉を食べてはいけないという訳ではありません。
食べ過ぎが健康を害するのです。
※問題は両者のバランスであって、どちらかが悪くて、
どちらかが良いということではありません。
注;腸内細菌はこんな形をしてる訳ではありません。
悪玉菌の勢力が拡大すると、
いろいろ厄介なことが起きます。
〇腸の調子がおかしくなる
〇おならが臭くなり、体臭が出てくる
〇血液が汚れる
〇皮膚の異常が起きやすくなる
〇免疫が下がる
それでもあなたは糖質制限を続けますか?
ふんふん なるほど♫
「糖質制限が糖尿病と
肥満の原因」というのはウソだ!
誰でもわかるその理由
お米の消費量が、年々減少しています。
現在は、昭和40年当時の半分以下に
なっています。
一方、糖尿病の患者数は、昭和40年
当時の倍以上になっています。
これで果たして、米が糖尿病の原因と
いえるのでしょうか?
また、本当に米が糖尿病や肥満の原因
だったら、戦前の日本人にとって、
肥満と糖尿病は伝統的な国民病だった
はずです。
むしろ、食の欧米化・多国籍化が
肥満や糖尿病の原因なのでは
ないでしょうか?
はたして、この意見が正しいのかどうか?
いずれはっきりしてくると思います。
この続きは、10月17日(月)の
ヒノモト秋の講演会で
更に深く、違う角度からお伝えします。
ぜひお越しいただけたらと思います!
お楽しみに)^o^(
自然食品の店 ヒノモト
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