豆の中で大豆は陰性になります。
陰性と言うのは、緩まる、リラックスする、体が冷えると言う事です。
納豆の様に発酵させた物はより陰性になります。
大豆を浸水してからミキサーにかけて、濾して作る豆乳はかなりの陰性になります。
濾した時に出来る粕はおからになります。
豆乳に比べるとおからは陽性になります。
おからには食物繊維やミネラルやビタミンがたっぷり残っていますから、捨てるのは勿体無い話です。
おからのクッキーは最近では良く聞きますが、煮物にしたり、コロッケにしたりして利用して下さい。
冬場に豆乳を飲み過ぎるのは冷え性が酷くなりますからご注意下さい。
豆乳を炊くと、炊いた牛乳と同じ様に、表面にタンパク質の膜が出来ます。
これが湯葉ですが、湯葉の料理も色々と作ってみて下さい。
春巻きや餃子の皮の代わりにもなりますし、湯葉の味噌汁や葛餡掛けスープ、湯葉で巻いたヒジキやアラメの煮物を前菜にしても綺麗です。
豆乳にニガリを混ぜるとタンパク質が固まって豆腐になります。
ニガリは海水から海塩を取り出した時のエグ味のある塩化マグネシウム成分で陽性過ぎて食べれませんが、豆乳と混ぜる事によって豆乳の陰性を中和して固まって豆腐が出来るのです。
豆腐はそのまま食べると冷や奴や豆腐サラダ、昆布出汁で茹でれば湯豆腐、揚げれば揚げ出し豆腐や厚揚げ、薄揚げ、焼けば焼き豆腐、ソテーすれば豆腐のステーキ、凍らせると大豆ミート、凍らせて干すと陽性な高野豆腐に多種多様に変化して料理に活用出来ます。
春夏は冷や奴や、豆腐サラダ、炒り豆腐、揚げ出し豆腐や湯葉の料理がお勧めになります。
秋冬は、高野豆腐の煮物、厚揚げの煮物、焼き豆腐、豆腐の味噌漬けがお勧めです。
豆腐を水抜きして冷凍して凍らせれば自宅でも簡単に大豆ミートが出来ます。
ニンニクの摺り下ろしと醤油とメープルシロップに漬けてから揚げると鶏の唐揚げよりも美味しい、大豆ミートの唐揚げが出来ます。
高野豆腐を出汁で炊いて、八丁味噌とメープルシロップを混ぜて甘辛いタレを作って和えると美味しく高野豆腐が頂けますし、葛粉を振って揚げても大変美味しいです。
大豆はタンパク質が豊富なのですが、消化、吸収し難いので、醤油や味噌、納豆にしたりして発酵させる必要があります。
また豆乳にしたり、豆腐、おから、大豆ミート、高野豆腐にして料理をして食べる必要があります。
大豆を煎って粉にするときな粉になります。
大豆を酢漬けにして酢大豆にしたり、大豆の煮物やスープ、カレーに入れて煮込んでも良いです。
完熟して乾燥させたら大豆になりますが、完熟する前の緑の鞘に入った段階の物が枝豆です。
枝豆もタンパク質が多く含まれていますから、ビールのお供に限らず、色々な料理に役立て下さい。
枝豆ご飯、枝豆の摺流しスープ、枝豆のソース、枝豆寒天寄せなど工夫してみて下さい。
先ずは、大豆、大豆製品を駆使する事です。
豆料理のご紹介をしておきます。
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