陽性な全粒穀物を主食にする!
と言う新たな食べ物の摂り方をするには、陽性な動物性食品は不必要になります。
逆に言えば、動物性食品を摂りたければ、穀物は精白した方が陰陽のバランスが取れると言う事になります。
精白した小麦粉製品に、精白した白米を主食に、肉類、鶏、卵、魚介類、乳製品。
それら動物性食品に、どの様にして野菜や果物や豆、海藻を組み合わせば、最高のメニューになり、同時に陰陽のバランスが取れた健康的な食事になるかについては後で説明します。
その前に、植物の世界がどの様に進化発展を遂げたかについて書きます。
その前に塩について説明する必要があります。
何故ならば、あらゆる動植物は古代の海から誕生しているからです。
古代の海?
はい、今の海は塩辛過ぎるのです。
我々の体液と同じくらいの塩分濃度の中で、生き物は進化、発展を遂げたのです。
今でも見られる、西表島のマングローブの様な海水と淡水が入り混じった様な熱帯性植物がその起源になります。
48億年前に誕生した地球上には、そもそも塩はありませんでした。
高温多湿で地球そのものがまだ熱く、一日中雨が降って、雷が鳴り響き、至る所火山や海底火山が爆発していたのです。
宇宙の起源もカオスからコスモスが生まれていますが、地球上も同じ様にカオス状態だったのです。
何年も何年も、何億年も経って、ようやく落ち着いて来た頃には、自然に大きな水溜まりが出来て、昼間や夏場には蒸発をして、大量の雨が降り、河川を作り、陸地から水が集まり、大きな水溜まりに集まっては、また蒸発を繰り返し、水溜まりにどんどん陸地の鉱物が集まって、大きな水溜まりにどんどん鉱物が溶け込んで行った訳です。
鉱物が多い水と言うと硬水と言う事ですが、どんどん硬水になる訳です。
つまりミネラルがどんどん溜まって海になったと言う事です。
カルシウムやマグネシウムやナトリウムや塩素や鉄分や様々な微量ミネラルです。
そこから塩化ナトリウム、つまり塩が海で誕生したのです。
今現在の海よりも、もっと塩化ナトリウムや塩化マグネシウムは少なかった訳です。
これからも益々海の塩は年々濃くなって行くのです。
勿論、数千年単位での事だと思いますが。
古代地球上では、陸地の方が熱く、水の中の方が冷えるのが早かった為に、自然に水の中で、微生物が誕生し始めたのです。
バクテリアやウイルスや酵素です。
微生物の世界からプランクトンの世界です。
しかも淡水から生命の進化が誕生しています。
まだ塩は無かったからです。
淡水の微生物を食べる、淡水のプランクトンです。
そして、植物の世界では淡水で生息する藻が発生し始めたのです。
水の中の苔の様な植物です。
光合成をしますから、ここから地球上に酸素が生まれました。
大量に淡水の中で植物が発生して進化し始めたのです。
同時に水溜まりは塩分濃度が徐々に濃くなって行きます。
そして、ついに海水の中でも藻が発生し始めます。
淡水の藻は海水の中では棲めませんからどんどん陸地の方に山の方に上がらなければいけなくなります。
川や湖や池の中で進化する淡水の藻。
そして、どんどん塩分濃度が濃くなりながら、海の中で進化発展する海水の藻。
つまり、様々な種類の海藻が誕生したのです。
金魚や熱帯魚を飼われた事がある人なら良く分かる事ですが、ブクブクと泡を入れて酸素を供給しないと金魚は直ぐに死んでしまいます。
小さな水槽の中に藻を入れても何の役にも立ちません。
小さな水槽の中の、たった金魚2匹の為に、かなりの酸素量が必要なのです!
それを河川やら湖、池の、海の中では藻や海藻がやっている訳です。
水の中にはジャングルが生息していると言う事です。
勿論、彼らも光合成をしていますから、光が届かない深海の世界では植物は生息する事は出来ません。
岩の周りや、浅瀬から近海に藻は生息して行ったのです。
我々が普段から普通に食べてる物を例に挙げて見ますと。
川で獲れる淡水の青海苔、海で獲れる青海苔、あおさのり、海ぶどう、モズク、海苔、ワカメ、茎わかめ、ヒジキ、昆布、根昆布。
となります。
より熱帯地方、南国の海藻の種の方が古く、より寒帯、北国の海藻の種の方が新しいと言う事になります。
植物の世界も動物の世界も同じ様に陰性から陽性へと進化発展して行くのです。
海の塩もどんどん陽性化して行くのです。
岩塩はアンデスやヒマラヤ、アルプスで沢山採れますが、昔々その地域は海底だったと言う事です。
そして隆起して高く聳える山脈になった訳です。
ですから岩塩は太古の海の塩だと言えます。
ですからニガリが少なく甘味を感じるのです。
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