今日は待望の最後の内視鏡検査。
胃カメラでした。
この結果次第で、食事が始まって、その経過次第で退院になる筈だったのです。
ところが、元々の十二指腸穿孔による腹膜炎と言うのが病名ですが、
この十二指腸に空いた穴が完全には埋まっていなかったと言う事です。
ピンホールが残っていると言う表現をされていましたから、
もう極僅かな穴が閉じれば良いのだと思います。
もうちょっとの辛抱です!
との事ですから、もうちょっと辛抱するしかありません。
まぁ、どうでも良いのです。
何とかなります。
幸い、僕の部屋には大きな窓があり、直ぐにベランダに出れます。
山の近くで、山々の景色が最高です。
もう、新緑がちらほらと見え始めています。
陽性過多の僕にはもってこいです!
これが、一日中閉じ込められた様な環境なら、なかなか治りも悪かったと思います。
僕は、今まで入院とかした事がありませんでしたから、本当に良い勉強になりました。
関係者の方には本当にお世話になりました。
基本、お医者さんとか、看護師さんになられる様な方は、
優しく良い方なんだと思います。
正義感や責任感も強く、働く事にそもそも真面目な方なんだと思います。
本当にありがたい事でした。
手術が終わって、最初の1週間くらいはとにかく痛かった〜。
トイレまで歩くのも困難で、痰が出て、咳が出て、その度にめちゃくちゃ痛かったんです。
それが、少しずつ少しずつ痛みが引いて来て、その代わり毎日の様に検査、検査でした。
この世に造影剤程不味い物は無いと思いましたし、胃カメラは2度やりましたが最悪!最低です!
入院当初からずっと、カーテン越しにあるご老人がずっと寝たきりでいました。
良く寝言を言ってましたから、ほぼ全ての寝言を繋げて、僕は理解しようとしていました。
僕が入院してから2週間目くらいだと思いますが。
ある夜、その寝言が止まり静かになっていました。
その翌日、ご老人は亡くなりました。
返事も何も無くなった事に驚いた看護師さん達は、一時騒然となっていましたが、僕は隣で看取っていました。
○○さんと言う方でしたが、僕は寝言を聞きながら2週間も一緒に苦労を共にしたのです。
○○さんがあの世に逝かれた瞬間が僕には判りましたし。
恐らくは、85年くらいの長い人生の色んな事を、死の間際に僕は想像していました。
何の縁もゆかりも無いと思いましたが、奥様でも、2人の息子さんでも無く。
僕がカーテン越しに看取る事が出来て本当に良かったと思います。
この事が、僕にとって一番の入院の成果であり、価値であり、良い体験だったと思います。
また、ちょっと退院は後ずれしそうですがもうちょっとです。
暇つぶしに、ブログも書ける様になってありがたい事です。
お医者さんから胃カメラの結果報告を受けました。
もうちょっとの辛抱!
ブログランキングに登録しています。
あなたのいいねが、多くの人を
健康に導きます。