先日の日本語の授業で、JLPT N4の読解問題を取り上げました。
その際、一人の生徒さんに問題文を読んでもらったところ、「105教室」を「ヒャクゴ教室」と読んでいました。
他の生徒さんにも読んでもらったところ、全員が同じ読み方をしていました。
生徒さんたちのレベルはN4ですが、一人だけN3に合格している生徒さんもいます。
そこで私が「答えは『イチマルゴ教室』です」と伝えると、生徒さんはこの読み方を知らなかったようで、不思議そうな顔をしていました。
今回、正しく読めなくても読解問題を回答するのに支障はありませんが、この機会に覚えて欲しいと思い読んでもらいました。
私たち日本人は、普段何気なく使っている言葉は、「なぜこのように発音するのだろう」と疑問に思うことはあまりないように思います。
私自身も教室番号や部屋番号の読み方を疑問に思ったことはありませんでした。
「どうして『マル』と言うのだろう?」と気になって調べてみたところ、以下のようなことがわかりました。
1.「マル」は「0」の慣用的な読み方
数字の「0」の音読みは通常「ゼロ」だが、日本では日常的に「マル」とも読む。
特に、部屋番号・教室番号・電話番号・商品番号などの“番号”を読むときに、「マル」がよく使われる。
2.「マル」は聞き取りやすく、区切りがはっきりする
電話で番号を伝えるときなど、「ゼロ」よりも「マル」の方が発音しやすく、聞き間違いが少ないという利点がある。
そのため、教室番号や部屋番号では「マル」を使うのが一般的になっている。
3.「ゼロ」は英語由来
「ゼロ(zero)」は英語由来の外来語で、比較的新しい言葉である。一方、「マル」は日本語として古くから使われてきた表現で、特に番号や形を表すときによく使われている。
こうして調べてみると、普段何気なく使っている言葉にも、知らないことがたくさんあるのだと気づきました。
これからも、何気なく使っている言葉でも、興味を持って調べてみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
