昨日は、社会人1年目のインド出身の元留学生から電話があり、1時間半ほど話をしました。
現在は研修中とのことで、「先輩がゆっくり口頭で指導してくれる日本語はよくわかるけれど、資料に書かれている専門用語の漢字が読めない」「敬語がわからない」「方言が難しい」など、日本語に関する困りごとをいろいろ話してくれました。
大学院で研究していたときは、日本語で困ったことはあまりなかったそうで、「こんなに苦労するとは思わなかった」と、少し落ち込んでいる様子でした。
そこで私は、「初めて社会人になると、日本人でもわからないことがたくさんあります。1、2年すれば仕事の内容もわかるようになりますから、大丈夫ですよ。」と伝えると、少し安心したようでした。
その彼女との会話の中で、私が「私の職場には~」と言ったとき、「“ショクバ”の意味は何ですか?」と質問がありました。
「働いている場所のことですよ。」と答えると、「そうなんですね。先輩があのとき“ショクバ”と言っていたことが、今やっとわかりました。日本語は難しいですね。」と、彼女は納得したようでした。
彼女によると、研修中に食事とは関係のない話をしていたとき、ある先輩が「ショクバ」という言葉を使ったそうですが、彼女の頭の中には「食場」という漢字しか浮かばず、「なぜ食事の話でもないのに“ショクバ”と言うのだろう?」と、ずっと疑問に思っていたそうです。
話の最後の方で、「これから毎日、漢字の勉強をします。」と言って、電話は終わりました。
一生懸命頑張っている彼女の話を聞いて、私も頑張ろうと思った昨晩でした。

