日本語教師は多文化に触れる楽しいお仕事ですが、日本人として色々考えさせられることもあります。
本日は、モンゴルからの生徒さんのレッスンがありました。
レッスンが終わり、企業の担当者の方とお話していたとき、私の生徒さんと同居している方と話をする機会がありました。
彼は7年前からこの企業で働いているモンゴルの方でした。
日本語学校で1年半勉強してから、この企業に入社したとのことで、日本語はとても流暢でした。
彼に依ると、私の生徒さんは夕ご飯を済ませると、毎日12時頃まで日本語を勉強しているそうです。
休日もほとんど外出せずに日本語の勉強ばかりしているとのこと。
その方が遊びに誘っても、行かないそうです。
彼が、なぜそこまで勉強するのかと尋ねたら、先生が自分のためにモンゴル語を勉強しているので、自分も日本語を頑張らないと先生に申し訳ないと答えたそうです。
彼の話を聞いてとても嬉しくなりましたし、私もモンゴル語を頑張ろうと思いました。
この方が最後に私に言った言葉は、「先生、彼に、勉強ばかりしないで、少し遊ぶように言ってください。」とのことでしたが、うむ......生徒さんに何と言おうかなーと考えています。少しはリフレッシュを
してもいいかなあとも思いました。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。