画紋(gamon) -837ページ目

津軽輪宝

本日の画像は、既存の家紋である「津軽輪宝」です。
古代の仏教では、法(真理)をもってこの世を治める王を転輪聖王といいました。
輪宝は、この転輪聖王の感得する七宝のひとつです。
聖王は、輪宝という巨大な車輪を武器とし、この輪が戦場に回ると敵は調覆され、四隣はこの威力に従いました。のちに、仏教で輪宝は「真理を回らすもの」であることに意味が抽象化されました。
そして仏教のシンボルとなり、広まっていきました。
この輪宝は、インドの国旗の中央にも描かれています。
輪宝紋は、日本にも仏教伝来とともに伝来しました。
日本で最も古いものは、薬師寺の仏足石に見られるようです。
(参考文献 家紋の由来)
【主な使用家】
 見聞諸家紋」には、讃岐の三宅氏が使用と書かれています。
江戸時代には、大名の三宅、加納、津軽の三家が用いています。
ほかには源氏系では佐々竹・下曽根・漆戸・塩入・根本の諸氏、三善氏流の布施氏などがあるようです。
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雲菱

本日の画像は、「雲菱」です。
雲紋は、寺院が使用している家紋で、寺紋や信仰紋と呼ばれます。
東寺・興正寺・などが代表的な雲紋ですが、雲は、雲上・瑞雲・紫雲などという言葉を生み、雲の色や形で瑞兆を判断したようです。
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雲形(うんけい)とは、雲をその形状により分類したものである。雲級(うんきゅう)ともいう。
世界気象機関発行の「国際雲図帳」では雲をその大まかな形から10の「類」に分類しており、これを十種雲形と呼ぶ。それぞれの類は、形の特徴や雲塊の組成などからさらに「種」に分類される。また、雲塊の配列、雲の透明度による細分類は「変種」と呼ばれる。さらに、部分的な特徴や、付随する雲がある場合には「副変種」として記される。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

菊輪宝

本日の画像は、既存家紋の「菊輪宝」です。
家紋については、11世紀に公家の牛車に施された目印である文様に求められたという説(新井白石)が有力です。宮中の招宴その他車寄せに一杯になった時、自分の牛車を見つけやすいように付けた文様を、一部図形化して印としたものが家紋であると言われています。
個人的には、牛車の装飾ではなく、牛車の車輪の造形で、区別をしたものとの解釈をしていたのですが、各種文献によると、家紋の起源は車輪に限定されているものではないようです。

また、西洋の紋章も日本と同じ11世紀に発祥したようで、歴史の不思議さを感じさせます。

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