私はネガティブな気持ちを表出するのが苦手です。
深刻であればあるほど、
1番身近な人にさえ、
半分茶化しながら、
さしてダメージは受けていない体を装いながら、
でしか、打ち明けることが出来ません。
おそらく兄の病気でいっぱいいっぱいだった母に
これ以上心配をかけてはいけないという
子供の頃の思い癖のようなものかもしれません。
そんな私の心を救ってくれるのが楽器。
小さい時から日々のレッスンが厳しくて、
なんで私だけこんなのやらされるんだろうと思っていたけれど…。
今や言葉以上に心を表現してくれる、
なくてはならない相棒。
両親からの最大の贈り物です。