生活の中のあらゆるものに対する強い不安感。
これが母の、本人のみならず周りをも苦しめる、中核となる症状。
同居している家族はもうすでに
疲弊しているらしく、
母の事を適当にスルーしている様子。
そのため、不安と恐怖心を持て余すと、
私に電話がかかってきます。
空間を共にしている同居家族に比べたら、
電話の間だけの我慢なのだし、
不安が少しでも和らぎ
同居家族の負担が減るのであれば。。
と思っていたのですが…。
あれも怖く、これも怖い。
電化製品の音が怖い。
遠くを走る消防車の音に、火事の妄想を掻き立てられ怖い。
来客が怖い。
電話が怖い。
こんなことに恐怖をおぼえている
自分を疎ましく思って
周りの人に棄てられそうで怖い。
心臓がドキドキする、倒れたらどうしよう。
頭がクラクラする。何も分からなくなったらどうしよう。
母の底なし沼のような不安と恐怖心は、
電話を切った後も私に重くのしかかり、、。
姿が見えない分だけ、
余計に私の心を支配してくるようで………。
最近は気がつくと母の事を考え、ため息ばかり。
こちらまでおかしくなりそう
きついなぁ…。
こんなことがいつまで続くんだろう

本当にきついなぁ……………。