お久しぶりです。M&A会計士の澤村です。
今日のテーマは、ハイジの友達で、羊飼いの少年のお話です。
そりゃ ペーター や!(ノ´▽`)ノ
はい、すいません。ベタベタです。
いろいろと疲れております・・・
いや、DCFのWACCで、自己資本コスト計算するときのβの話です。
CAPM理論における
自己資本コスト=リスクフリーレート+株式投資リスクプレミアム×β
ってやつのベータの話です。
ふと、自分のブログを読み直してみると、3年くらい前に、βの話に入る直前に止まっていたんでしたね。
久しぶりにちょっと更新です。
CAPM理論というやつの根本は、リスクが大きいものに対しては、期待するリターンも大きいでしょう
って考え方にありまして、要は、ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンって考えです。
詳しく説明しだすと難しいので、簡単に説明すると
で、ここでリスクをどうとらえるかというときに、ポートフォリオ理論に基づいて
値動きが激しいもの=リスクが高いもの
値動きが低いもの=リスクが低いもの
と考えるのがベースになっております。
じゃあ、その値動きが激しいか、低いかというのは、何に基づいて判断するのかというと
市場全体の動きに対してということになります。
で、その市場全体の動きと比べた変動率を表すものがベータという値で表わされます。
市場全体の動き、たとえば日本市場であればTOPIXなどの動きと比べることになります。
で、TOPIXとまったく同じ%で値動きする銘柄のベータは1として、
TOPIXが1%上昇(または下降)したときに1.2%上昇(または下降)するような銘柄のべーたは1.2
といった具合に出します。