こんにちは、M&A会計士の澤村です。


日経のウェブニュースによると新日本監査法人が、有限責任組織化するそうですね。


http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080525AT2C2500725052008.html



監査法人というのは、これまで無限連帯責任を有する社員(パートナー)同士の組織しか認められていませんでした。つまり、パートナーの誰かがチョンボして、監査対象会社の粉飾を見逃したりして、損害賠償責任を負った場合、その監査にまったく関与していない他のパートナーも連帯責任をおううえに、その責任が無限、つまり、払えなかったら破産するしかないという非常に怖い組織形態しかなかったわけです。


これが公認会計士法の改正で、有限責任化されるようになった(ただし、問題が生じた事案の当事者は無限責任)わけで、本ニュースはたぶん、公けベースでは一号案件だと思います。まあ、これだけ訴訟リスクが増大すると、他の大手も導入するんでしょうね。この無限連帯責任がいやで、パートナーに上がらずに、外に出ちゃうという考えの人も増えてきていましたから・・・。


ところで、この有限責任組織となると、組織名も、有限責任である旨を明示する必要があると聞いたような覚えがあります。


つまり、たとえば新日本監査法人でしたら、


新日本有限責任監査法人


他も導入するとなれば、有限責任監査法人トーマツとか、あずさ有限責任監査法人とか・・・


うーん、かっこ悪い名前だなあ・・・。