限界がきた こももちゃん。


私が思う、その原因と反省です。




学校で給食が食べたいという

こももちゃんの希望により

入学2日目からは
3時間目に登校しています。

初日は朝から登校し
3時間目が始まったあたりから
不穏になったので

H先生と話し合い

しばらく学校に滞在するのは2時間程
にして様子を見ることになりました。

そういった経緯があり

4月は
給食を食べるため遅めに登校。

慣れたら少しずつ
滞在時間を延ばすことにしました。




入学2日目

3時間目が始まる10時45分に
支援級の教室に登校すると

初日は始業式で居なかった
2〜6年生が授業を受けていました。

戸惑う こももちゃん。

教室は一気に生徒5人となりました。

慣らし小学校の甲斐あって
支援級の教室の中に居れば
比較的落ち着いて過ごせていたので

この時の こももちゃんの不安や緊張が
私の想像以上だった事に気づきませんでした。




学校のトイレに行けるようになってほしい
→慣らし小学校の時には行けたので
こももちゃんが落ち着いてる時に誘ってみる

普通級の存在を認識してほしい
→帰り際に普通級に寄って保育園時代の
お友達と挨拶をし あわよくば他のお友達にも
こももちゃんの存在を知ってもらいたい

H先生と事前に打ち合わせをする中で

上記の2点が直近の課題という
共通認識になっていきました。




3時間目から支援級の教室に登校

他のお友達の邪魔にならないよう過ごす

給食

トイレに誘う
普通級に寄ってから下校


このような流れで
落ち着きつつあった入学3日目

給食を食べ終えたあたりから
こももちゃんの機嫌が
どんどん悪くなっていきました。

トイレに誘うと「トイレいく!」と
返事をしてトイレに向かうのですが

いざトイレに着くと
トイレの前でひっくり返って泣きます。

無理しなくていいよと声をかけても

何も聞こえていないかのように
泣き続けます。

しばらくすると突然
立ち上がり走り出した こももちゃん。

向かった先は普通級の教室でした。




走らないよ、歩くよ と声をかけると

一瞬我に返り走るのをやめますが


普通級の教室が近づくにつれ

我に返る余裕もなくなり

パニック状態になっていきました。


必死の形相で普通級の前を走り抜ける 

こももちゃんに追いつき顔を覗き込むと


こももちゃん

いちねんせい、なられへん!


と 言いながら、泣いていました。


泣きながら

また普通級に向かおうとします。


私やH先生が止めても必死に抵抗し

意地でも普通級に向かおうとします。


何とかなだめて帰宅しましたが


その日の夕方

こももちゃんに限界がきました。





長くなるので続きます。