自閉症スペクトラム・中度知的障害の

6歳の女の子を育てている

精神疾患を持つ母親の日常ですクローバー




こももちゃんは卒園式をお休みしました。


これで良かったと思っています。



先週の金曜日のことです。


翌日の卒園式にむけて
年長クラスの教室で朝から
リハーサルをしていたらしいのですが

こももちゃんは教室に入るのを拒否。

お迎えまで
教室の中に一歩も入ることなく
渡り廊下で過ごしたらしいです。

渡り廊下で給食を食べ
渡り廊下でお昼寝をしました。



先生方には手間をかけて
申し訳ない気持ちでいっぱいですが
こももちゃんらしいなと思いました。

こももちゃんは2歳頃から
「いや!」という言葉や気持ちだけは
どんな時でもはっきりと主張していました。

私と同じで頑固です。



先日、だんなさんに

もうすでに結論がでていて
それを変えるつもりもないのに
こはるは人の意見を気にしたり
相談したり悩んだりするよね

と 不思議そうに言われました。

痛いところをつかれた私は

いや…尊敬する人の意見であったり
自分では考えつかんようなことを
提案してもらえた時には
考えが変わることもあるよ…

と 歯切れ悪く小さな声で
言い訳のような返事をしました。

私も こももちゃんと同じで
納得出来ないことは(どんな手を使ってでも)
絶対にしたくないという
面倒くさい一面があります。

それなら人の顔色を
気にしなければいいのに

と だんなさんは言います。

本当に
そう出来ればどんなに良いかと思います。



ですが、そんな私でも
信頼できる人 尊敬してる人の意見には
きちんと耳を傾けます。

それによって
違う見方が出来るようになったり
考え方がガラリと変わることもあります。

このことから、やはり障害児育児には
信頼関係がとても大切だと思いました。

不安や恐怖で凝り固まり
頑なになっている こももちゃんの心に
少しでも触れられるように。

私の声に少しでも
耳を傾けてもらえるように。



今日も教室に入れなかった こももちゃん。


今日はプールサイド横の階段に

レジャーシートを敷いてもらい

そこで給食を食べたり

お昼寝をしたりしていたようです。


3月いっぱいは保育園に籍があるので
出来る限り登園するつもりですが

最後まで教室には入れないかもしれません。

とりあえず
こももちゃんと先生の負担を減らすために
明日から昼前に登園することにしました。





最後まで読んでくださり
ありがとうございましたクローバー