自閉症スペクトラム・中度知的障害の

6歳の女の子を育てている

精神疾患を持つ母親の日常ですクローバー




前回、最近のこももちゃんの

問題行動について記事を書きました。



何故か こももちゃんは

ばあば(私の母親)に対しての

当たりがいちばんきつく


先日実家に帰った時は

多大な迷惑をかけてしまいました。

ヨーグルトを絨毯にまいたり遺尿をしたり


綺麗好きな母親は

あまりの惨状に呆然自失といった感じで

帰宅時のお見送りにも来ませんでした。

こももちゃんが汚した絨毯の処理をしていました


その様子から、しばらく実家には

帰ってくるなと言われる可能性も

念頭に置いておかなければと思い


こももちゃんが
ばあばのおうち、いく!
と言った時

いつもだったら
また保育園がお休みの日にいこね
と返すところを

おばあちゃんしんどいみたいやから
元気な時にいこね
といつもと違う返事をしました。

そのあたりから、こももちゃんが頻繁に
ばあば、すき!と言うようになりました。


そして、そんなやりとりを続けて
しばらく経った日の夜

寝る時間(午前0時)を過ぎても
電気を消すのを拒否する こももちゃん。

まぁいいかと私が横になろうとすると
お前は座っとけと指示されました。
こももちゃんは布団で横になっています

えームリムリ
お母さんしんどいから寝るわ

と半ば強引に
こももちゃんの隣りに寝転がると
泣き出してしまいました。

慌てて起き上がり
どうしたの?何か不安なことがあるの?
と抱きしめると

ばあば、すき!ばあばのおうち、いく!
と涙ながらに繰り返しました。


あぁ、そうか…こももちゃんは
自分がやってしまったことに対する
ばあばの反応がいつもと違ったこと

それが不安で私に
ばあばのおうち、いく!と言ってみたら
返事もいつもと違っていた

それで ますます不安になって
ばあばに嫌われたと思って
どうしたらいいのか分からなくて
泣き出してしまったのかなと思いました。


私は、こももちゃんの顔を覗き込み

大丈夫やで
ばあばも こももちゃん大好き
またお家に来てねって言ってたよ

と言いました。

こももちゃんは安心したように笑って
そのまま眠りにつきました。

結局この日、こももちゃんが
眠りについたのは2時頃でした。


翌日、私の母親に事情を説明し
携帯でこももちゃんと話して
安心させてあげてほしいとお願いしました。


こももちゃんは電話の向こう側に居る
見えない相手と話すということが
どうも苦手なようで

対面なら簡単な会話は出来るのに
電話になると、知ってる単語を
連呼するだけになってしまいます。


実際、電話での会話は
こんな感じでした↓

(こももちゃんばあば)

今スピーカーになってるから
なんかしゃべってあげてや

こももちゃーん!ばあばやでー

ハサミー!

え?

あ、気にせんといて

ばあば、こももちゃん大好きやで!

こももちゃんもばあば好きなんやろ?

すきー!

またばあばのお家遊びに来てな

ゴリラ!

ゴディバ?ゴディバはチョコやで!
チョコ食べたいんかいな

ハサミー!

え?

いや、気にせんといて
とりあえず電話きるわ
ありがとうね

え?あ、はいはい

こももちゃん
おばあちゃんにバイバイは?

ババーイ!

こももちゃん、またねー!


それから
夜泣きすることはなくなりました。


これから就学に向けて
就学してからはさらに
色んなことがあると思います。

期待と不安が入り交じるこの時期

私には不安しかありませんが
何とか前を向いて
頑張っていこうと思います。





最後まで読んでくださり
ありがとうございましたクローバー