先日上機嫌でタップのレッスンへと向かうあたしに、通りすがりのおっさんが「レイプされる」とつぶやきました(『ミギマキ』的なシチュエーションで)。こうゆう突然の予言っぽいシチュエーションって映画でよくありますよね。むしろ、呪いかもしれないんですけど。どっちにしろ今後しばらくこの「レイプ」予報に気をつけようと思います。
さて、このレッスン通いも始めて1年近く続いています。
たまに「ここで踊ってみせてよ」とリクエストされますが、びっくりするほど上達していないんでマジ無理っす! なんとか足は動いても、リズムは合わない、音は出ない、上半身がぶれる。タコにタップシューズをはかせて躍らせたほうがましですよ。
これでも毎週2回、真面目に通っているんですけどね。それなのにあたしより2カ月遅く始めた10歳年下の女の子にあっという間に追い越されて、凹んでおります。まぁ、彼女の場合は週に3回も通っているらしいんですけどね…。それに若いし…。グギギギ。
天性のド音痴でまったくリズム感がなく、ニワトリ並みの記憶力で複雑なステップなぞ覚えられるわけがないと、あたしのことを少しでもご存じの方はタップを習い始める前に無謀さに気づくでしょう。しかし、かわいそうに当のご本人は始めてもしばらくはそんなハンディを思い出さなかったんですよ。あと1カ月、あと2カ月と練習していけばきっと舞台も遠くはないと。そういえば役者をしていたときも、あたしのリズム感と記憶力のなさで周りに迷惑をかけまくっていましたね。万歳、素晴らしきポジティブシンキング。
さすがに今はいろいろ現実が見えてきました。でもね、とにかく楽しいんですよ。タップダンス。だからしばらくはやめる気ナッシング。
思った通りに音が出る達成感は気持ちいい! 馬の駆け足みたいなパカラッ、パカラッって音が初めて鳴った時はうれしかったもの。足を前に出すだけなのに「パ」「カラッ」ってふたつの音が出るのがいまだに不思議(笑)。
実はレッスン初日に朝まで飲んでて二日酔いというよりも、酔っている状態で個人レッスンを受けたダメ人間です。きっと先生は、あきらかに酔っ払いの乱子ちゃんの登場にビビったことでしょう(笑)。簡単なステップでもダラダラと流れる汗は相当酒臭かったはずですよ。その後もタップのためにお酒をやめるなんてことはできずに、酒臭い状態で何度か通っていますがいまのところ指摘されたことはありません…。ごめんなさい。
こんなにタップにはまってしまったのは、先生に恵まれたってことがかなり大きい。ダンススタイルや教え方、スタジオの雰囲気と習い始めても自分に合わなければなかなか続かないものです。ところが近所だからと飛び込んだ今のタップ教室は、先生が気さくで分かりやすく、生徒さんも幅広い年齢層で居心地がいいの。どうも、わざわざこの先生のために遠くから通っている人も多く、ここ出身の有名タップダンサーも多いらしい。めちゃくちゃ運がよかったわけですな。
うひひひひひひ。
そんなわけで、周囲にはその歳でどこを目指しているんだと心配されているようですが…。スポットライトを浴びることを目指してがんばる乱子ちゃんを見守ってくださいませ。



