ショコラって奥深い。
ボンボンショコラってあの小さな粒に世界がある。そんな世界を旅しましょう。
サロン・ド・ショコラ
京都の伊勢丹に行って来ました。
ジャンポールエヴァンさんが来られるということで行ったのですが、残念ながら行くのが遅かった。
しかし、HENRI LE ROUXのシェフの話を聞けました。興味深い!
そして、試食(dégustation)も出来ました。タダで。こんなショコラをタダで食べれることはそうないだろう。
今回のテーマはイタリア旅行。
まずは、トップバッターは
「Capri」レモンのコンフィにシナモンのガナッシュ。ショコラノワールでコーティング。爽やかな味。酸味とシナモンのアンサンブル。
説明を聞きながら次は
「Palerme」ピスタチオ入りアーモンドペースト、ピスタチオのガナッシュ。ピスタチオ祭り。
「Modena」モデナ産バルサミコ、フランボワーズのパート・ド・フリュイ。
バルサミコとチョコレートがこんなに合うだなんて!革命的な味わい!
そして、シェフが日本に来た時に出会ったというゴマのボンボンショコラ。
その名も「GOMA」
ゴマ使ったプラリネをショコラに。
甘過ぎず、日本人にも受ける味。
食感がサクサクして不思議。
シェフとの質問コーナーでこのサクサク感は何ですか?というと企業秘密ですと言われました。笑
「Tatin」
りんごのコンポートのうえにりんごのお酒のガナッシュ。塩バターでキャラメリゼされたりんごとショコラのマリアージュ。
まさに第5の味覚「Umami」のあるショコラ!
最後は「Traviata」
シチリア産マンダリンのコンフィのマジパンのうえにバラ、ベルガモットのガナッシュ。シェフ曰く、香水のようなショコラだそう。
ショコラはもうお菓子の領域を超え、アートの世界のよう。一つ一つに名前があり、そして個性がある。
ショコラといえば、カカオからできる。カカオはフルーツなので、食物繊維も多いのだとか。
家に帰っても、ショコラの世界。
開けてみるとメニューを見ると…へーこんな組み合わせ?という面白い発想のアンサンブル。
ミラベルと言われるアルザス特産のスモモを合わせたキャラメルガナッシュ。うーん、バランス。まさに甘くて、ちょっと酸味、天使です。
「cœur noir rouge」
ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネ。
からしが入ったサブレ、ザクザク食感。
ナッツの香ばしさから後からからしが追いかけてきて、信じられないような感動の味。衝撃を受けました。
この香りにもまたハマっています。