ショコラの誘惑 | まこぱりのパンとコーヒーとおふらんす

まこぱりのパンとコーヒーとおふらんす

なぜかイタリアのフィレンツェ大学へ留学。ステンドグラス工房へ就職が、なぜかパンに興味を持ち、パン職人になることを決意。そして渡paris。フランスの文化を学びながら、某有名洋菓子店、パン屋を経て、帰国。次はパン職人国家資格を目指します!


ショコラって奥深い。
ボンボンショコラってあの小さな粒に世界がある。そんな世界を旅しましょう。


サロン・ド・ショコラ
京都の伊勢丹に行って来ました。

ジャンポールエヴァンさんが来られるということで行ったのですが、残念ながら行くのが遅かった。




しかし、HENRI LE ROUXのシェフの話を聞けました。興味深い!
そして、試食(dégustation)も出来ました。タダで。こんなショコラをタダで食べれることはそうないだろう。
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まず本日のメニューを渡され、この順番で食べていきます。
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左から右へ
今回のテーマはイタリア旅行。

まずは、トップバッターは

「Capri」レモンのコンフィにシナモンのガナッシュ。ショコラノワールでコーティング。爽やかな味。酸味とシナモンのアンサンブル。

説明を聞きながら次は
「Palerme」ピスタチオ入りアーモンドペースト、ピスタチオのガナッシュ。ピスタチオ祭り。

「Modena」モデナ産バルサミコ、フランボワーズのパート・ド・フリュイ。
バルサミコとチョコレートがこんなに合うだなんて!革命的な味わい!


そして、シェフが日本に来た時に出会ったというゴマのボンボンショコラ。
その名も「GOMA」
ゴマ使ったプラリネをショコラに。
甘過ぎず、日本人にも受ける味。
食感がサクサクして不思議。

シェフとの質問コーナーでこのサクサク感は何ですか?というと企業秘密ですと言われました。笑

「Tatin」
りんごのコンポートのうえにりんごのお酒のガナッシュ。塩バターでキャラメリゼされたりんごとショコラのマリアージュ。
まさに第5の味覚「Umami」のあるショコラ!

最後は「Traviata」
シチリア産マンダリンのコンフィのマジパンのうえにバラ、ベルガモットのガナッシュ。シェフ曰く、香水のようなショコラだそう。


ショコラはもうお菓子の領域を超え、アートの世界のよう。一つ一つに名前があり、そして個性がある。


ショコラといえば、カカオからできる。カカオはフルーツなので、食物繊維も多いのだとか。

家に帰っても、ショコラの世界。
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ジャンポールエヴァンのショコラを買いました。これも衝撃。
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中には可愛らしいボンボンショコラが。
開けてみるとメニューを見ると…へーこんな組み合わせ?という面白い発想のアンサンブル。
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まず、ジャンポールエヴァンと書かれたこちら。「Trois Orange」爽やかなオレンジ味。
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そしてこちら「démon」悪魔が描かれたこちらはなんとトマトを合わせたキャラメルのガナッシュ。赤味噌とバジルのジュレ。バジルは分かるけれど、赤味噌ー?!

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そして「Ange」
ミラベルと言われるアルザス特産のスモモを合わせたキャラメルガナッシュ。うーん、バランス。まさに甘くて、ちょっと酸味、天使です。

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このショコラは、今まで食べたショコラの中で一番美味しかったかもしれません。
「cœur noir rouge」
ヘーゼルナッツとアーモンドのプラリネ。
からしが入ったサブレ、ザクザク食感。


ナッツの香ばしさから後からからしが追いかけてきて、信じられないような感動の味。衝撃を受けました。


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美味しい紅茶も飲みながら。
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こちらもオススメの紅茶です。今まで飲んだことのないような香りの紅茶です。
この香りにもまたハマっています。