過払い金返還請求の記録

過払い金返還請求の記録

20代で作った消費者金融への借金――。
完済から7年経って、過払い金の返還を請求することに。
過払い金返還請求のほんとのところを綴ります。

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昨日のつづきです。

状況を振り返ってみると、次のような状態だったと思われます。

クレジットカードの支払いなどで、1ヶ月延滞をした場合は入金状況が信用情報に記録されます(信用情報のリストに「A=未入金」や「P=一部入金」などの記号が入る)。

事故扱いになる(異動=61日以上または3ヶ月以上延滞=いわゆるブラックリスト入り)ではないですが、延滞は延滞なので累積回数がカウントされていきます。この場合、即時利用停止や回収とはならないものの、累積回数が連続していたりすると更新や再発券できない場合があるということです。

なお、この1ヶ月延滞は、その後正常入金を続ければ最大でも2年(24ヶ月)で、信用情報からは記録が消えるそうです。(クレジット会社の社内記録は残る場合もあるかもしれません)

ただ、1ヶ月遅れで1ヶ月分を支払うと、その月の分は延滞することになるわけで、どこかで2ヶ月分をまとめて支払って正常入金に戻さないと、それだけ累積回数が増えることになってしまいます。自分は毎月入金しているので「返しているつもり」になっていることも多いと言います。


そんなこと、二十歳そこそこの若造が知る由もなく。ただ、ただ、焦りました。

この後の記憶は曖昧なのですが(なんせ、20年近く前の話)、おそらく数ヶ月は生活費を切り詰めて返済していたと思います。

しかし――

入ってくるお金以上に、使ってしまうという傾向というのは、そんなに簡単に断ち切ることができる訳ではないのです。人は「分かっている」ということと、「出来る」ということは、全然違うんだだと、つくづく痛感します。いや、痛感できたのも、もっともっと後の話ですが。

切り詰めた慎ましい生活を、自分の物にできなかった私は、次第にストレスを溜め込んでいったのでしょう。少しだけでも、今だけでも楽がしたいと思ったのかも知れません。

ある日、職場の飲み会に誘われたけど会費がなかった私は、ダメ元で大手消費者金融のプロミスの無人契約機の前に座っていました。

「飲み代なんて、安直な」と、今なら言えます。でも、当時の自分は「あわよくば、また借りれたら少しは楽になれる」と思ってしまっていました。多重債務を経験した人は分かると思いますが、借金には中毒性があるのだと思います。

細かいところは覚えていませんが、情報を入力し、本人確認書類をスキャンさせて、審査を待つ間、胸がドクッ、ドクッと鳴っていたことは鮮明に覚えています。

結果、10万円の融資枠で審査が通りました。

何故か、ホッとする私。借金癖がある人間は、融資枠を自分の金のように感じてしまうのです。

<つづく>